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悠「ねぇA先輩、おもらししたって本当?」
「もうやめて……。」
棘「しゃけ」
棘はナチュラルに肯定するな。
私達は今、廃病院の中に居る。
なんでも、ここに肝試しに来た人が帰ってきてないとか、なんとか。
先生が言うには3級呪霊らしいけど…。
とにかく、廃病院っていうだけで怖い。
空気が重苦しいし…。
私は若干ビクビクしながら3人で歩いていると、目の前に気持ち悪い形の呪霊が現れる。
『オ、オ、オぉ……オチュうシャ、…するゥゥウ!!??』
「気持ち悪っ!!」
とりあえず、この呪霊は3級にも満たないだろうし…
私が祓うか。
「幻化術式 “
私は地面からズズズ、と呪具である弓矢を出した。
この呪具も、周りからは“何も持っていない”ような幻を見せている。
…昔から、家で習わされていた弓道だけは得意だったんだ。
高専に入って、体術の使えない私に、先生が探してきてくれた呪具。
それを構えて、私は矢を放った。
「…“
『オォぉ、オマ、おまエは、…!!』
最後に呪霊が何か言った気がするけど、呪霊の言葉なんていちいち聞いてられないし。
「…2人とも、怪我ない?」
棘「しゃけ」
悠「先輩すげぇー!!!」
私は、悠仁の言葉にはは、と苦笑いをした。
この呪具見つけてきてくれたの先生だしなぁ。
私はそんなにすごくない。
でもまぁ、すごいって言われることは少し嬉しかったりもする。
「ありがとう、悠仁。」
とりあえず先に進まなきゃ、と進もうとするけど、
『カエリたイぃぃぃ!!オウち、オウチはどこォォ??』
「また…!?」
今度は、小さな呪霊が沢山。
…いやいや、どういうこと?
3級レベルの呪霊が死ぬ程うようよしてる。
こんなに数いるなんて聞いてないんだけど…!?
棘「………“消えろ”」
悠「うらァ!」
棘は呪言で、悠仁は体術。
私は討変で…
とにかく3人で必死に片付けるけど、他のグループは大丈夫なのかな…?
てゆうか…
『イヤだァァぁ、、シニたくないよォォ!!』
3人で片付けても片付けても出てくるじゃん!
…もう、小賢しい!
「ごめん、一気に片付けるね」
私は2人にそう言って、大量の呪霊の前に立った。
本当は、体力がないからあんまりしたくないんだけど…。
「…領域展開 “夢想領域”」
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プスメラ - ぷりんさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月17日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
maki mizu(プロフ) - はい、是非見させてもらいます!! (2020年2月3日 6時) (レス) id: fa410b4d67 (このIDを非表示/違反報告)
ぷ(プロフ) - maki mizuさん» 初めまして!コメントありがとうございます!呪術廻戦の作品少ないですよね…!もっともっと増えて欲しいと願うばかりです(;_;)白雪の君も見てくださってありがとうございます!続編に移行しても頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します! (2020年2月2日 23時) (レス) id: 37eda0a886 (このIDを非表示/違反報告)
maki mizu(プロフ) - コメント失礼致します。五条先生推しなのでこの作品が凄くありがたいです!白雪の君もしっかり見ております!更新頑張って下さい(((o(*゚∀゚*)o))) (2020年2月1日 7時) (レス) id: fa410b4d67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷりん | 作成日時:2020年1月11日 1時