砂糖水に浸かる。【太宰治】【短編集】【文豪ストレイドッグス】［リク解放］

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_Aside___


数分経ったが私の居る場所は変わらない。


帰る…？



…矢っ張り無理。あれだけ言って帰れる訳がない。


何より目が腫れてるし…見られたく無い。

それに雨。

止むまで待つのも考えたが、当分止みそうに無い。



『………』

なんだか寂しくてその場にしゃがみ込む。



『………っ…』


これ以上泣いちゃ駄目。もっと目の腫れが酷くなる。



分かってる。

分かってるのになぁ…



涙がまた、溢れて_





「A。」



『…え……だ…ざい、さん…なんで_




「…ごめん。」



太宰さんも私の前にしゃがみ、私を抱き締めた。



『…え_



「…付き合ってる癖にちゃんと構ってなかった。

ずっと無視してたのと同じ。


……ごめん。赦して、欲しい。」



『いえ…私も…すみません…自分勝手に言って…邪魔して、しまって。』


「Aは悪くないよ…

…僕も怒ってないし。

と云うかほら、此処じゃ寒いし風邪引いちゃう。

上、貸すから着てて。」



そう言って太宰さんは私に外套を貸してくれた。


『……ありがとうございます…』


「……もしかしてA、まだ泣いてた？」


『いえ。』



…まだ泣いてたとかバレたらどういじられる事やら…

平常心だ。平常心…



「嘘つくの下手だねぇ…目、すごい腫れてる。
帰ったらちゃんと冷やそうね？」


……そうだった目腫れてるんだ。


バレるのも当たり前か…



『……はい…』




……




帰り、傘は太宰さんが持って来てくれたのを2人で差して帰った。




.




.




___帰ってから存分に甘やかしてもらいました。







______________________


長い…

締め方下手ん☆←


抹茶様リクエストありがとうございます…!!


ご期待(?)に添えてれば良いな←


改正点(?)などありましたらﾄﾞｼﾄﾞｼお願いします！！




そして続きの更新遅くなってしまい申し訳ないです…

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