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「わぁっ、瞬木くんの目、初めて見た！」
「ほんとだ〜！
あれ？でもどうしたの？」
テスト前日、瞬木がいつもは閉じていた目を開き現れた。
クラスメイトは瞬木を囲み、まじまじと見つめる。
『は、恥ずかしいんだけど……』
「これ、ファンクラブに写真撮って売ったら高値で…」
「麗日、全然うららかじゃないよ。」
瞬木は苦笑しながら教室を見渡した。
後ろの方にある机に目がいく。
机というよりも、赤と白の特徴的な髪の持ち主に、だ。
『実はさ、俺、''個性''使えなくなって…。
透視もできないから開いてるんだよ。』
「えっ!?
あ、でもそっか……最近実習もなかったから気づけなかったんだ…」
「そっかお前チートだったもんなあー
……………ん？」
緑谷が分析をする中、クラスメイトは呆然と立ち尽くす。
あれ？と緑谷が口を止めた。
少しの間をおいて、大きく息を吸う。
「''個性''が使えなくなった!?!!?」
「「「そうだよそれだよ!!!!」」」
瞬木は耳を防ぎ、苦笑する。
『はは……いや、精神的なもので…治るだろうって…多分』
「それでも大問題だろ!!
林間合宿は!?テストは!?」
「ただでさえお前危ないのに大丈夫か!?」
心配の声が飛び交う中、爆豪が瞬木の前に現れた。
爆豪は勢いよく、右手を振り上げた。
ボンｯ、と爆発音が教室内に響き、
爆豪の手からは煙が上がる。
その手は、瞬木に向けられたものだった。
瞬木は爆破寸前、
『……言っただろ、使えないって』
「みてェだな。」
爆豪は瞬木を見下ろし、乱暴に胸ぐらを掴み瞬木を立ち上がらせた後、すぐにその場から立ち去る。
周りは皆、頭にクエスチョンマークを浮かべている。
「放課後、お前教室に残ってろ。
話がある」
胸ぐらを掴まれ近づいた瞬間、爆豪は瞬木に耳打ちした。
瞬木は一瞬だけ目を丸くさせたが、すぐに笑みを取り戻す。
『爆豪。悪いけど、その誘いには乗れない。』
爆豪は舌打ちをし、席に着いた。
クラスメイト達は状況がわからず、首を傾げていたが
予鈴が鳴り、爆豪に続くようにすぐさま席に着いた。
( 面倒ごとに、自分から首を突っ込むわけがないだろ。 )
前に座る爆豪に、瞬木は心の中でそう言った。
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COCO CORON(プロフ) - いえ、面白かったです！！！ (2019年8月4日 20時) (
レス) id: 7374e01130 (このIDを非表示/違反報告)
おむ(プロフ) - COCO CORONさん» なんと…！個性の設定から決めさせていただいた名前だったのですが、もしかしてそのせいでお話しに集中できませんでしたか…！？大丈夫だったでしょうか…？複雑なところもあったかとは思いますが、お読みいただきありがとうございます(^ ^) (2019年8月4日 19時) (レス) id: 40b62768f7 (このIDを非表示/違反報告)
COCO CORON(プロフ) - 夢主の母親と名前が同じだ涙 (2019年8月1日 16時) (レス) id: 7374e01130 (このIDを非表示/違反報告)
おむ(プロフ) - シエルさん» はい！そうです(^ ^)ちょうどそのお話を書いている時にそのアニメを見ていたので、影響されてしまったらしく…（笑）このお話を読んでくださり、ありがとうございます！ (2018年8月14日 1時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
シエル - 脳が震えるはリゼロのペテルギウスですか？ (2018年8月13日 0時) (レス) id: 6b2fa3f0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむらーす
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mucho
作成日時：2016年8月26日 21時
