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＝第1種目:50m走＝
『ま、走んないけどね。』
‘‘個性”の瞬間移動で50m先まで一瞬。
タイムは………あー……0秒01…もなかったっけ？忘れたわ。
＝第2種目:握力＝
…………ひとつ、ひとつだけ言わせて。
俺、どう足掻いても女だから。
男子には敵わないって言うか、無理っていうか。‘‘個性”が増強ものじゃないって言うか
『俺、力ないんだよなあ……』
「確かになさそう。」
ため息を吐きながら測定器を手に取ると、使い終わった測定器を返しに来た女子生徒が、俺になかなか棘のある言葉を発した。
正直驚いた。
『え''ｯ、……あ…瞬木です。よろしく…ね？』
「耳郎です。よろしく。」
耳郎さん、耳郎さん。
覚えたよ。
友達になりたい。なってくれないかなー。
＝第3種目:立ち幅跳び＝
『これはどこまでいけるんだろ、ね。』
ひたすら瞬間移動を続け距離を伸ばす。
後ろを見る。クラスの皆の姿が小さくなって小さくなって
…………………あれ。本当に終わりはどこ？
『先生、俺は無限に飛び続けるよ………』
クラスの子の最高記録をとっくに抜いているということに気づいた俺の行動は早かった。
即 着地。
『戻るの面倒だよなぁ、これ。』
＝第4種目:反復横跳び＝
「ひゅううう!!!!」
…………ひゅううう。
反復横跳びの幅がもう少し広ければ、‘‘個性”の調節も少しは楽だったろうに。
そう思いながら俺は‘‘個性”を使うのだけれども
少しでも操作を間違えれば地面に足がめり込むよ。……ひゅううう。
＝第5種目:ボール投げ＝
『これは………
先生、これ、普通に投げても面白くないですよね。』
「‘‘個性”を使って記録を出せばいいだろ。」
『それじゃあツマンナイですよね。
ここは俺の正確さの見せ所、ってことで……
先生、俺がどんな記録だしたら面白がってくれますか？』
(((めっちゃ目、輝かせてる!!!!)))
相澤先生は呆れながらも、口を開き
小さな声で「2583」と答えた。
微妙すぎる数字に、生徒はドン引き。
「鬼だ」とでも言いたげだ。
『多少のズレは、見逃してくださいよ…』
どこまでも引かれている線。
2km先まで引かれてると信じて、俺は目を開いた。
誰かの心を読むわけでもないから、使うよ。
『ここら……へん！』
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おむらーす(プロフ) - 海乃さん» わぁあっほい…！ありがとうございます!!(大声)笑 (2017年4月24日 17時) (
レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
海乃(プロフ) - 是非、押させていただきます。(小声)笑 (2017年4月24日 8時) (レス) id: 48d7b38e5a (このIDを非表示/違反報告)
おむらーす(プロフ) - 優さん» 私にはもったいないお言葉です…ありがとうございます…！面白いですよね〜、DAYS(^-^) (2016年11月1日 23時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
優 - すごい面白いですね。自分に文才分けて欲しいです。DAYS好きです。 (2016年10月31日 21時) (レス) id: 0b03a041de (このIDを非表示/違反報告)
おむらーす(プロフ) - リオンさん» ありがとうございます！リオンさんの優しさに感動してうるっときました…！！応援ありがとうございます！大きなお世話なんかじゃないですよ！すっっごく嬉しいです！(^^) リオンさんも気をつけてください！ (2016年8月17日 3時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむらーす
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mucho
作成日時：2016年8月7日 0時
