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「ディアブロは最近お前に慣れてきたな」
「そう……だな、ああ、そう思う」
スコッチが仕事で手を離せないという時、俺は自らディアブロの元へと足を運ぶようになった。
時には夜食を、そしてまた別の時には頂き物と言って彼女の好みそうな菓子を
そうこうしているうちに彼女が最初から俺に向けていた警戒心が少しばかり緩んだ気がする。
自分で言うのもなんだが、簡単なやつだ。
「まあ、彼女の口の硬さはお前が知ってる通り、何かを話すような気配はないけどな」
「そりゃそうだ。ディアブロはそういうやつだからな」
「どうしてそう誇らしげなんだ………」
悪い悪い、と謝ったその男は「もうすぐディアブロの仕事が終わる時間だ」と言って立ち上がる。
もうすっかり馴染んでしまったその光景に、俺は思わず笑みを零した。
本来なら緊張感を持って動くべきだのなんだの、しつこく言い聞かせるべきなのだろうが
俺も俺なりに彼女なら、と甘く見ていたのかもしれない。
「そうだ、後で飯を食いに行かないか?
美味いとこ見つけたんだ」
「ああ、わかった。待ってるから早く終わらせてこい」
「おう!」_______そう言って飛び出していった扉の向こうから、足音が遠のいていく。
夕飯まで予定はないが仕事は溜まっている。きっと今夜も徹夜だろう。
それにしてもアイツの見つけた美味い店とはどんな所なのだろうか。
「遅くても3時間か」
ディアブロとの急な仕事だと言っていたが、そう時間はかからないはずだ。
スマホを閉じ胸元のポケットにしまう。
カレーか、ラーメンか、それとも唐揚げか。何にせよ温かいご飯を食べること自体が久しぶりな気がする。
アイツに連れ出されない限り、手軽に仕事中に済ませられるものばかりを食べていたからだ。
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__________ああ、
「 腹がへったな 」
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おむ(プロフ) - (名前)りんくらさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。続きが気になっていただけてとても嬉しいのですが、実は調節中でして……。調節が終わり次第公開する予定ですので、それまでお待ちいただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします!(^ ^) (2019年3月25日 11時) (レス) id: 0478855421 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)りんくら(プロフ) - 凄くおもしろくて続きが気になります~!続編のパスワードを教えて頂けませんでしょうか??(;;) (2019年3月9日 19時) (レス) id: df2c55daee (このIDを非表示/違反報告)
red cherry(プロフ) - はい!楽しみにしてますね、頑張って下さい^ ^ (2018年8月15日 1時) (レス) id: 99383d6c30 (このIDを非表示/違反報告)
おむ(プロフ) - red cherryさん» ツイッターでもフォローしてくださった方ですよね!ありがとうございます(^^) ゆっくり過ぎる更新速度ですが、これからも宜しくお願い致します。本当にありがとうございます! (2018年8月14日 22時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
red cherry(プロフ) - 凄くおもしろいです!更新が楽しみです^ ^ (2018年8月14日 22時) (レス) id: 99383d6c30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おむ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mucho
作成日時:2018年4月22日 22時