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「君がディアブロか、聞いていたより若いな」




「何を誰から聞いていたのかは聞かないでおくけれど、年齢の話を女性にするのは違うと思うわ。

それも、処刑場(こんなところ)で」






壁一面に咲いた、赤い華。
そう言ってしまえばいくらか聞こえは良くなるが、事実目の前にあるのは仲間であった死体とその男の体内に流れていた血液だ。

この男は組織の情報を敵対組織に売っていたらしく、銃口を向けられ最後は助けてと泣き叫び私にしがみついてきた。

これならあの男の方が______と、先日殺したばかりの彼を思い出し、引き金にかけた指がピクリと揺れたのだが
私はディアブロ、組織内専門の殺し屋。もう、何を思ったところで今更だ。







「ライ、あなたは知らなかったかもしれないけれどここは私以外の立ち入りを禁止してるの。


悪いけど話なら場所を変えましょう。
ここは息苦しくて、嫌。」




「そうか、それは悪かった。
しかしすぐ終わる。コイツを渡せと頼まれただけだ。」








ライの手の中には黒色のUSB。今日は多いな、と受け取ると同時に手を引かれた。

反射的に足を前に出し堪えたがそれだけではライの力には敵わず





「君は本当に悪魔か」








耳元で響く声に、背筋が凍った。


正体のわからない感情が、押し寄せてきたのだ。




気持ち悪い。それだけは確かな

姿形のわからない、きっと脆い感情だ。









「…………知らない。
私を初めてそう呼んだ人間は、もうこの世にいないから…」

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おむ(プロフ) - (名前)りんくらさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。続きが気になっていただけてとても嬉しいのですが、実は調節中でして……。調節が終わり次第公開する予定ですので、それまでお待ちいただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします!(^ ^) (2019年3月25日 11時) (レス) id: 0478855421 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)りんくら(プロフ) - 凄くおもしろくて続きが気になります~!続編のパスワードを教えて頂けませんでしょうか??(;;) (2019年3月9日 19時) (レス) id: df2c55daee (このIDを非表示/違反報告)
red cherry(プロフ) - はい!楽しみにしてますね、頑張って下さい^ ^ (2018年8月15日 1時) (レス) id: 99383d6c30 (このIDを非表示/違反報告)
おむ(プロフ) - red cherryさん» ツイッターでもフォローしてくださった方ですよね!ありがとうございます(^^) ゆっくり過ぎる更新速度ですが、これからも宜しくお願い致します。本当にありがとうございます! (2018年8月14日 22時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
red cherry(プロフ) - 凄くおもしろいです!更新が楽しみです^ ^ (2018年8月14日 22時) (レス) id: 99383d6c30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おむ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mucho  
作成日時:2018年4月22日 22時

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