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漂う湯けむりと、少し冷える風
空はまだ明るい。
なぜって？
「こっちの方がハッキリ見えるだろ。
夜にもまた入るけどな！」
『開き直ったオープンスケベはこんなにも強いのか!!!』
明るい外でタオル一枚の彼女
なんて素晴らしい光景。ぜひカメラに収めて夜のお供にしたい。
「…俺は耐えられるのだろうか」
『耐えてください新さん!!』
___まあまあ落ち着きなさいや。
と言いながらそろりそろりと近づく。
事の発端が誰なのか、そんなこと気にしたらダメだ。
ぴとりとくっつき、抱きしめた。
いつもとは違う感触に、興奮してる俺。
「風呂、入るか」
『あんまりひっつかないでよ…』
「やわらかくて最高です。」
『こらこらこらこら。』
湯船に浸かり、Aを手招く。
なんだかんだ言って、来るんだもんなあ
頭を撫でるとぴったりとくっついてきて
そのくせ顔を赤くして恥ずかしがってるんだから…
「かわいい」
『っ、ちょっ、何して……！』
「どうせ誰も見てないし、外せば？タオル」
『うわっ！
返してよ!!』
「いーやーだ」
離れようとするAを俺の脚の間に座らせる。
綺麗な背中や肩、
自然と、惹かれた。
『………っ！
ばかっ、やめ……』
「やめない」
幾度となく唇を落とす。
痕がつけられないのがこんなにも悔しいとは
『ひ……っ』
「あー、お前、ここ弱かったっけ」
痕をつけられない分…というわけでもないが
耳に舌を這わせ、軽く噛む。
歯を立てたり、くわえるだけだったり
『…っ、あ、らた…！』
「知ってるか？
こういう時、名前呼ぶのは……
誘ってるようなもンだって。」
さすがに風呂でする気はない。と、俺はAを抱えて風呂を出る。
濡れた髪を拭いて、部屋をある程度温めて
「痛かったら言えよ？
優しくしてやれる自信がないから。」
翌日、結局ゆっくりも何もなかったとAに怒られるが
「気持ち良くなかったか…」と呟いた俺の言葉に敏感に反応して
『そこは怒ってないから』と荷物をまとめるAを、
俺は一生大切にしようと、改めて 心に決めたのであった。
.
……思ってたより…甘…
苦手でしたらごめんなさい！でも温泉といわれて新は黙ってませんでした(((
リク待ってます！
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おむ(プロフ) - kokoさん» そう言ってもらえて私も凄く嬉しいです！^_^ 大好きな新を注ぎ込んだ小説だったので、それこそ分かれるかなとも思ってたのですが、そう思ってくださる方が一人でもいてくださるだけで頑張れます！ありがとうござます！ (2019年7月8日 23時) (
レス) id: 40b62768f7 (このIDを非表示/違反報告)
koko - この小説は今まで読んだ中で一番のお気に入りです！ (2018年7月18日 15時) (レス) id: 1c9e26041b (このIDを非表示/違反報告)
おむらーす(プロフ) - 梶寺さん» 本当ですか!?そう言っていただけてとえも嬉しいです…！本編の方は見ていただけましたでしょうか…！そちらも新とイッチャコラ(( してますので、ぜひ！ツキノハナシ。という短編集でも新は活躍中です！笑 よろしくお願いします！笑 頑張ります！ (2017年6月10日 22時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
梶寺 - とっても面白いです！私、新推しなんで、嬉しいし、めっちゃニヤけちゃいます！素敵な小説、ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2017年6月10日 17時) (レス) id: dd0c26e684 (このIDを非表示/違反報告)
おむらーす(プロフ) - 梨子さん» ありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです…！せいいっぱい頑張ります！ (2017年2月4日 11時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむらーす
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mucho
作成日時：2016年12月2日 19時
