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「A」
『…あ、マネージャー、明日のことなんですけど…』
「なあ、」
『あれっ、珍しい。陽1人？』
「A!!」
『………なに。』
ずっと避けられ続け
返事をしたと思えば冷たい視線が突き刺さる。
そんなにあの時の言葉がまずかったのかと反省したが、許してはくれない。
ごめんと謝っても、怒ってないの一点張りで
じゃあその態度はなんだと聞けば、うるさいって会話を終わらせられる。
「言いたいことがあるなら言えばいいだろ」
『………はぁ？何それ。
新だって、言いたいことあるならはっきり言えばいいじゃん。』
ついムキになって、Aの顔なんて見てなかった。
何だよ言いたいことって。
お前が怒ってるのに怒ってないとか言うから訳がわからないって言えばいいのか？
葵に下されたいちご牛乳禁止令を耐えてるぐらいにはお前に言った言葉を反省してるんだぞってか？いや…
どう考えても違うだろ。
『…………もう、嫌なんでしょ。
私みたいな可愛らしさの欠片もない女の子なんて…』
「はっ？」
『柔らかくもない、背も小さくない。
仕事ばっかりで新と一緒にいる時間も少なくて、構ってあげられない。
別れたいって思われても、不思議じゃないじゃん…』
怒りが収まるどころか、ふつふつと湧き上がる。
「俺が、お前と別れたいなんて言ったか」
首を横にふるA。
何に怯えてるのか、震えだした。
「俺は、Aが好きだ。
Aと他を比べる気なんてないし、いつだってお前を一番に考えてる。
柔らかくない？何だそれ。誰がそんなこと言った？
お前のことずっと抱きしめていたいって思うぐらいには抱き心地は最高だっての。
というか、柔らかくなくたってお前のこと抱きしめるからな。
それでなんだ、次は身長か。
俺はお前くらいがちょうどいいって思ってるぞ。
キスもしやすいし、触りやすいし、抱きしめやすいし…」
『わっ、わかった！わかったから…！』
「わかってない。
ぜんっぜんわかってない。」
今までのお返しだとでも言うように
俺はAの手を引き俺の部屋に入れた。
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おむ(プロフ) - kokoさん» そう言ってもらえて私も凄く嬉しいです！^_^ 大好きな新を注ぎ込んだ小説だったので、それこそ分かれるかなとも思ってたのですが、そう思ってくださる方が一人でもいてくださるだけで頑張れます！ありがとうござます！ (2019年7月8日 23時) (
レス) id: 40b62768f7 (このIDを非表示/違反報告)
koko - この小説は今まで読んだ中で一番のお気に入りです！ (2018年7月18日 15時) (レス) id: 1c9e26041b (このIDを非表示/違反報告)
おむらーす(プロフ) - 梶寺さん» 本当ですか!?そう言っていただけてとえも嬉しいです…！本編の方は見ていただけましたでしょうか…！そちらも新とイッチャコラ(( してますので、ぜひ！ツキノハナシ。という短編集でも新は活躍中です！笑 よろしくお願いします！笑 頑張ります！ (2017年6月10日 22時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
梶寺 - とっても面白いです！私、新推しなんで、嬉しいし、めっちゃニヤけちゃいます！素敵な小説、ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2017年6月10日 17時) (レス) id: dd0c26e684 (このIDを非表示/違反報告)
おむらーす(プロフ) - 梨子さん» ありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです…！せいいっぱい頑張ります！ (2017年2月4日 11時) (レス) id: dccc051f5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむらーす
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mucho
作成日時：2016年12月2日 19時
