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続き ページ49

ボルサリーノは驚きながら「これは幻覚か?」と自身を疑うが、自身の太もも付近にある薄水色の艶のある綺麗な髪と、太ももに感じるぎこちない舌の感覚は明らかに本物だった。

いつの間にか太ももに感じられる痛みは無くなっていて、これは彼女の血液が薬品で出来ているからだということをボルサリーノは思い出す。ボルサリーノは自身の唇を噛み、顎あたりまでツゥっと血が流れる感覚がする。

この子の唇……いや、この子が自分から離れるのが嫌。ということを悔しながらも彼も自覚しての行為だった。


アルツナイは唇を離し、ボルサリーノの顔を見て驚いた。


「ここも怪我してたらしくて傷口が広がったらしいんだけどォ……。……どうするゥ?」


ボルサリーノは余裕そうに聞くが内心は余裕ではない。アルツナイはそんなボルサリーノの内心を知らずに顔をリンゴのように赤くする。


アルツナイはボルサリーノの膝の上に跨り、戸惑いながらもボルサリーノの唇を舐める。

するとボルサリーノ自身が噛んだ唇の傷が消えていく。それを確認したと同時にアルツナイは耳や首まで真っ赤にして逃げていくように去って行った。


「酷いじゃないですか、ボルサリーノ先輩。アルツナイちゃんにあんなことさせちゃって」


全く酷いと思っていない顔でサカズキ、ボルサリーノ、アルツナイの後輩のクザンは言う。


「酷いって……わっしはただ傷口が開いたから治して貰っただけだよォ〜?」

「……じゃあおかしいですね」

「何がァ〜?」


ボルサリーノはクザンに問う。


「アルツナイちゃんの体液って有能らしいんで、……まぁ舐めさせたのはボルサリーノ先輩が俺が見る限り初めてですが、傷口ひと舐めしたら全体の傷が治るはずなんですが」


ボルサリーノはその言葉を聞いて椅子から転げ落ちそうになる。

本当にボルサリーノはアルツナイの体液の効果を知らなかったのだ。


クザンはそんなボルサリーノを見てニヤッと笑う。


「唇の傷が治らなかったなんて……アルツナイちゃん、どうしちゃったんでしょうね〜?」


クザンはボルサリーノがわざと唇を噛んだことを知っての質問だった。


クザンは「じゃあ俺合コン行くんで」とボルサリーノから去って行く。


彼女が自分の体液の効果を知っていてあの反応なのか、それとも知っていた上での反応なのか。


「(……困ったねェ〜)」


ボルサリーノはアルツナイに傷を治してもらったが、代償に"恋心"という感情を彼女に植え付けられてしまった。

この小説の続きへ→←傷は治ったが新たな感情植え付けられる(ボルサリーノ×アルツナイ)



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RainDoll - 銀魂の設定、できました。 (2019年11月24日 13時) (レス) id: a006043195 (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - 言っておきますが、ドフラミンゴはやめて下さい。夏目の恋愛対象は女性ですので。すぐに消して下さい。 (2019年10月16日 16時) (レス) id: 1e212dc8fa (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - すみませんが、ドフラミンゴはやめて頂きたいです。ローがお気に入りなだけであって、ドフラミンゴはただの知り合いとしか思っていません。彼女設定も避けて下さい。誤解されない様お願いします。 (2019年10月15日 18時) (レス) id: a006043195 (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - ワンピースの設定出来ました。 (2019年9月21日 16時) (レス) id: a006043195 (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - すみませんが、麗王は恋愛感情を持っておらず、トキメキもしません。薬の場合、恋愛対象は女性ですので訂正願います。 (2019年9月4日 16時) (レス) id: 1e212dc8fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:我の心臓にいるグスタフ | 作成日時:2019年8月1日 17時

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