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続く ページ42

「……もう寝る時間だぞ。ほら、お前の分の布団」


自分には少し面積が大きすぎるのではないかと思うほどの布団を貰う。


「あ、ありがとうございます……」


私はペコりとお辞儀をして、クロコダイル君の顔を見ずに布団へと潜り込んだ。

'

夜、寒すぎて目が覚める。

布団は面積は大きかったものの、薄さはいつもの二分の一くらいだったので、かなり寒い。


「くちゅん……」


薄暗い天井を見て、自分が孤独なことが分かる。

これからこの生活が続くと思うと気が狂ってしまいそう。

レイちゃんにも夏目さんにも、船員の皆さんにも、ハンコックちゃんにもペローナちゃんにも会いたい。

元々暗いところは苦手だし、寒いのも苦手。でも一人はもっと嫌だった。

私はポロポロと涙が出てきた。


「……おい」


クロコダイル君が起き上がり、私の方へ行く。


「どうした……」


欠伸をしながら小さめの声でクロコダイル君は言う。眠っている皆さんへの配慮だろうか。


「泣いてたらわからねぇだろ……」


「……寒いんです。暗いところも苦手だし……。……それに、レイちゃんや夏目さんや船員さんたち……他にも、会いたくて会いたくて仕方がない人がいるんです……」


私は俯きながら言う。

すると、クロコダイル君は自身の布団を持っていき、私の肩にかける。


「……暗さや仲間に会いてぇとかは何とかならねぇけど、寒さはこれで何とかなるだろ」

「だ、駄目ですよ……!!クロコダイル君、風邪ひいちゃいますよ……?」

「別に……大丈夫だ。気にするな」

「駄目です……!絶対に……!!」
「じゃあ、一緒に寝るか?」


''絶対に駄目です''。そう言おうとしたけど、クロコダイル君が私に言葉を被せた。

恥ずかしいけど確かに名案だとは思う。


「わかり、ました……」

「!?……はぁ、他の男にはしない方がいいぞ」


クロコダイル君は少し驚きながらも一緒に寝てくれた。

もしかしたらウケ狙いだったのかな……?だとしたら申し訳ない。

そんなことを思っていると、クロコダイル君から抱きつかれた。


「……こうしておけば、寒さも寂しさも無くなるだろ」

「あ、ありがとうございます……」


この日の夜は、何だかとても暖かかった。

続く→←檻の中での君との時間(クロコダイル×アルツナイ)



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RainDoll - 銀魂の設定、できました。 (2019年11月24日 13時) (レス) id: a006043195 (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - 言っておきますが、ドフラミンゴはやめて下さい。夏目の恋愛対象は女性ですので。すぐに消して下さい。 (2019年10月16日 16時) (レス) id: 1e212dc8fa (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - すみませんが、ドフラミンゴはやめて頂きたいです。ローがお気に入りなだけであって、ドフラミンゴはただの知り合いとしか思っていません。彼女設定も避けて下さい。誤解されない様お願いします。 (2019年10月15日 18時) (レス) id: a006043195 (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - ワンピースの設定出来ました。 (2019年9月21日 16時) (レス) id: a006043195 (このIDを非表示/違反報告)
RainDoll - すみませんが、麗王は恋愛感情を持っておらず、トキメキもしません。薬の場合、恋愛対象は女性ですので訂正願います。 (2019年9月4日 16時) (レス) id: 1e212dc8fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:我の心臓にいるグスタフ | 作成日時:2019年8月1日 17時

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