第五十二話 ページ3
あれからというもの、私は完全に無一郎くんを意識してしまっている。意識しすぎて目も合わせられなければ口も利けない状態だ。
14歳、正直油断していた。
最初は年下の男の子ってぐらいにしか認識していなかった。
でも、一緒に過ごせば過ごすほど、
どこか掴めなくて、でも私のことは完全に掌握してて、
他人に無関心なのかと思いきや、思いやりしかなくて、
赤ちゃんみたいな顔をする時もあれば、急に色気のある目つきをする。
そんな無一郎くんの魅力に溺れ始めている、
いや、溺れてしまった。
『今日は少し遠くの町で任務があるから、早めに出るね』
「う、うん。気をつけてね」
『うん。Aこそ気をつけて』
無一郎は出発し、Aは1人家に残された。
「だめだ、、、1人でいると考え事しちゃう!!
気晴らしに出かけよう!!」
こうしてAは気を紛らわせるため散歩に出かけた。
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ぷっちょ(プロフ) - あの、素敵なお話です!この続きはあるのでしょうか? (2023年5月8日 5時) (レス) @page22 id: 88ce73b2aa (このIDを非表示/違反報告)
むいっちゃま(プロフ) - ご指摘いただいた方々ありがとうございます!!うっかりチェックついたまま保存しておりましたT^Tコメントいただいてから半年ほど経過してしまいましたが早急に外しました!!! (2023年5月8日 1時) (レス) id: 4f720e403d (このIDを非表示/違反報告)
naitomeakun(プロフ) - オリフラ立ってまっせ (2022年10月11日 14時) (レス) id: d3eefea6fe (このIDを非表示/違反報告)
ちも - オ/リ/フ/ラ立ってますよ。 (2022年9月30日 18時) (レス) id: 5817bb68d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むいっちゃま | 作成日時:2022年2月24日 1時