第二十三話 ページ24
帰宅後
『まさか、Aに勉強を教えられることになるとはね』
「私も驚いちゃった！でも、私もできる限り協力するから一緒に頑張ろうね！」
『頑張るのは君だけじゃない？まずは僕に教えるよりAが勉強した方が良い気がするけど』
「ちょっと！その言い方はひどいよ！私は中学校レベルの勉強はとっくに終えてますので！」
『ふ〜ん、立場が逆転しちゃったのは悔しいけど、まぁいっか。楽しみにしておくね』
「立場が逆転...?どう言う意味？」
『気にしなくて良いよ』
「え！でも気にな「「ごめんくださーい！！」」
「誰か来た！？」
『この声は甘露寺さんだよ』
「あのぉ〜...すみません..どなたかいらっしゃいますか？？」
『甘露寺さん、どうしたの？』
「無一郎くん！今日は無一郎君が非番だって聞いて急いできたのよ〜！私も今日は任務が早く終わったから！Aちゃんに会いたくて、桜餅もたっくさん買ってきたのよ！」
「はじめまして甘露寺さん。Aと申します。訳があって無一郎君の家に住まわせてもらっています！」
「話は聞いているわよAちゃん！私は甘露寺蜜璃です！仲良くしてね♪今日はAちゃんと一緒に食べようと思って桜餅を買ってきたの‼」
「桜餅！私大好きです！！ぜひぜひ一緒に食べましょう！！！どうぞどうぞ上がってください！」
『((僕の家なのに上がってくださいって、、、相変わらず変わってる人だなぁ))』
「そうそう！無一郎くんが誰かを家に招くなんて本当に珍しいのよ！私びっくりしちゃった〜(//∇//)でも、こんなに可愛い女の子なら納得ね！」
「いやいや、そんな！可愛いだなんて！無一郎君はいつも当たりがきつくて、、、」
「それはね、、、きっとAちゃんのことが好きなのよ〜！(//∇//)」
「え〜！そんな！絶対ないですって！それにしても、甘露寺さんと居ると本当に楽しいです！久しぶりに女子会した感じがします！」
「女子会？」
「あ！私の出身時代？出身地？では女の子同士で集まってお話しすることを女子会って言うんです！」
「そうなのね！響きが可愛くて素敵だわ〜！今度はしのぶちゃんも誘って3人で女子会しましょ！」
「しのぶちゃん、、、？鬼殺隊の方ですか？」
「そうよ！蟲柱の胡蝶しのぶちゃん！強くて美しくてかっこいいのよ〜！」
「ぜひ会ってみたいです！私はお友達が少ないので」
「あら...ぜひ紹介させてね！ってお庭で遊んでるあの子は誰かしら？可愛いわぁ！」
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作者名：むいっちゃま | 作成日時：2021年4月21日 3時
