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第二話 ページ3
白く光って眩しい世界がだんだんはっきりと見えてくる。
だが...はっきりと見えた瞬間、今度は私の頭の中が白くなった。
「ここは............どこ..........?」
自分の布団だと思っていた場所は、コンクリートで舗装すらされていない地面。
横から心配そうに私の顔を覗き込む着物姿の女性。
その女性と手を繋ぐ5歳ぐらいの子どもは怯えた表情で私を見ている。
正面に立つ人は逆光でよく見えないが、ちょっと怖いのは十分に伝わってくる。いや、ちょっとどころではなく、今の私にはかなり怖い雰囲気を感じる。
でもそんなことはどうでもいい。
ここがどこなのか、それが知りたいから。
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作者名:むいっちゃま | 作成日時:2021年4月21日 3時