アイデア82 醍醐味ですね ページ37
「随分と遅かったんですね〜
お帰りなさい！」
民宿に戻り、シャワーを済まし着替えると食堂に向かった。
そこには、もうみんなが集まっていてそれぞれの席に座っていた
天馬くんが、手を振りながらこっちですよ！と言う。
それに従い指定された席に座る｡
「ごめんね…遅れて。海に見とれてて…」
「大丈夫です！それじゃあ、食べましょう！」
天馬くんは、安定の天使スマイルであっさり許してくれた。
本当、申し訳ない…と頭が下がる。
とにかく、ご飯を食べよう。
「ハンバーグ！やったっ…！」
おかずはハンバーグだった。
好きなものだけあって嬉しい。
子供みたい？いいよべつに。笑
「いただきまーす！」
両手を合わせ、そしてデミグラスソースのかかったハンバーグをひと切れ、口に頬張った。
「うーんっ！おいしい！」
口の中に広がる肉汁とほどよい甘味が広がって美味しかった。
やっぱり、人間が幸せに感じるときって
食べるとき
寝るとき
お風呂の時だよね！
みんなそうだと私は思ってる！
それから私が食事を終えたのは、ちょうど、22分後だった
･ ･
「えっと…今からするんですよね…アレを…」
「まぁ、流れ的にそうなりますね」
「ですよねー」
狩屋くんは、ニヤニヤとこちらを見ながら言う。
…顔が悪い顔ですよ、と心の中で突っ込み、しぶしぶ待ち合わせ場所へと向かった。
歩くこと10分。
辺りは真っ暗で、懐中電灯を頼りになんとか目的地のお墓前の大階段へと着いた。
「うっわー…今にも何か出てきそうな勢いなんだけど…」
「そ…そうですねねね…まっままぁでも俺はだ大丈夫なので」
「とかいいながら顔真っ青じゃん！
こんなところでカッコつけてどーするの！」
なんか、私より狩屋くんのほうが怖がってるのでは…？と思うほど
狩屋くんの足が震えていたので、つい吹き出しそうになる。
にしても、よくこんなところを見つけたものだ…
真っ暗で先が見えなくて今にもなにか出てきそうです風が吹いてて…
まさに、肝試しにはぴったりの場所だった
生きて帰れるのかな…
そうこう考えているうちに、神童くんが紙を取り出して肝試しの説明を始めた。
いよいよ始まる。
あー、最悪
アイデア83 かけるものが酷いです(´；ω；｀)→←アイデア８１ 夕焼け
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏華(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2014年10月1日 17時) (
レス) id: 2ccbdb2088 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 刃斬 刀陽(はざん とうは）さん» ありがとうございますっ//がんばります！ (2014年5月20日 22時) (レス) id: 91142310ad (このIDを非表示/違反報告)
刃斬 刀陽(はざん とうは）(プロフ) - とっても面白いです！ハマりました！更新頑張ってください！ (2014年5月19日 18時) (レス) id: da78a6e755 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 神童ハルキさん» わぁぁ！！ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ亀更新でごめんなさい(´；ω；｀)頑張ります！ (2014年1月23日 23時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - キキさん» コメントありがとうございます！！霧野くん、私もお気に入りです(笑) (2014年1月23日 23時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蜜柑の缶づめ | 作成日時：2014年1月13日 23時
