アイデア78 友達は、やっぱりいい。 ページ33
白熱したバトルが続き、勝負は引き分けに終わった。
我ながらよく巻き返したとおもう。
輝くんと、信助くんは悔しがっていたけどね(笑)
｢先輩！海の家行きませんか？｣
水鉄砲を片付けていると、天馬くんと狩屋くんが笑顔で話しかけてくる。
本当は、行ってもいいんだけど...
｢ごめん！俺、ちょっと民宿に戻るわっ！｣
そう言って断り、私は、目的の場所へと向かった。
･
｢水鳥�・！茜�・！！｣
｢あっ、Aちゃーん！｣
少し歩いた所にある砂浜に二人はいた。
しばらく見ていなかったけど、２人とも全然変わっていない。
ちなみに私はもう、海パンは履いていない。
それに、女の姿でいれば誰にもわからない。、
思いきり、２人と遊べる！
私たちは、他愛のない話をしながら海の家で買ったかき氷を食べる。
途中、狩屋くんたちにも出会ったが、そこは素通りする。
普段なら挨拶するけど、流石にこの状況ではできないし。笑
海の家のテラスに座り、キンと冷えたかき氷を、食べる。
｢くーっ...！頭がー！｣
｢お前一気に食べ過ぎだろw｣
｢Aちゃん、おもしろい！｣
そう言って茜は頭を抑える私を写真に撮る。
｢ちょっと！こんな姿撮らないでよーー！｣
｢記念♪｣
茜は、ニコッと笑うと、私にさっき撮った写真を見せた。
｢ほら、Aちゃん、いい顔してる｣
｢何がいい顔なのよー！！ってゆーか、カメラ壊れないの？｣
特に意識していなかったが、大丈夫なのだろうか？
しかし茜は動揺することなくサラッと言いあげる
｢これ、防水だし！｣
予想外の答えに私は少しびっくりした。
｢へぇー...防水カメラなんてあったんだ...｣
｢勿論！普段は使ってないけど、こういうときはこっち｣
茜は本当にカメラ、好きなんだなぁ...って思う。
私のなかの漫画、みたいな？
｢にしてもA、お婆さんかよ！笑
さっきの言い方、おもしろっww｣
｢なっ、みーどーりーーー！！｣
腹を抱えながら爆笑する水鳥をぽかぽかと叩く。
やっぱり、女子同士って、気楽！
このキャンプにきて、よかったな、と思った瞬間。
アイデア79 不思議→←アイデア76砂の向こうのアイツ[霧野]
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏華(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2014年10月1日 17時) (
レス) id: 2ccbdb2088 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 刃斬 刀陽(はざん とうは）さん» ありがとうございますっ//がんばります！ (2014年5月20日 22時) (レス) id: 91142310ad (このIDを非表示/違反報告)
刃斬 刀陽(はざん とうは）(プロフ) - とっても面白いです！ハマりました！更新頑張ってください！ (2014年5月19日 18時) (レス) id: da78a6e755 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 神童ハルキさん» わぁぁ！！ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ亀更新でごめんなさい(´；ω；｀)頑張ります！ (2014年1月23日 23時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - キキさん» コメントありがとうございます！！霧野くん、私もお気に入りです(笑) (2014年1月23日 23時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蜜柑の缶づめ | 作成日時：2014年1月13日 23時
