アイデア74 水鉄砲大会。２ ページ28
それから、お互いに攻防が続き、４ー９で、輝くんたちのチームが勝っていた。
どうしようか...どうすれば反撃が出来る！？
そんな時、ふとある考えが思いついた。
｢そうだ...必殺技！狩屋くん、天馬くん！必殺技！｣
｢えぇ！？どうやって使うんですか！？
水鉄砲ですよ！？｣
狩屋くんは、半分呆れている。
でも、出来る。
｢いくよ、ちょっとダサい動きけど...トルネードサルコ！｣
そう言って私は、二人の目の前に立つ。
｢ちょっと、先輩、口だけじゃなにもできませんよ！目の前なんて、スキだらけです！｣
そう言って、信助くんは私に水を放つ。
そして、向かい側から、輝くんが２回、放つ。
｢ちょっ、当たるって！｣
狩屋くんは慌てている。
みんな、舐めきっているね。...でも
ｼｭｯ
｢あれ！？｣
｢消えた！？｣
｢いや...違う！上だ！｣
天馬くんが、指差すと、みんな一斉に私を見る。
私は、空高くまで、飛び上がっていた。
サルコ...そう。
このとき、普通に飛ぶのではない
片足で、行進し、踏み切って飛ぶ
そして、華麗に舞いながら水鉄砲を発射する
それは、いとも容易く二人を撃ち抜く
これがサッカーならもっと綺麗になるんだけど...
仕方ない！！
｢すごい...すごいよ！3回も、当たってる！｣
天馬くんは目をキラキラと、輝かせている
それだけではない
そこにいたみんな、感嘆の声を、漏らしていた。
｢そうか...水鉄砲だからって舐めてたけど...これも練習になるかもしれない！｣
｢はぁ！？...まぁ、仕方ないから付き合ってやるよ！｣
二人もそれぞれ水鉄砲を構えると
｢そよ風ステップ！！｣
天馬くんは、あの技をうまく使いこなし
｢あ、何か思いついたかも｣
そう言って狩屋くんは身構えた。
そして、アクロバティックな動きで何発も当てていく。
まるでダンスを、踊ってるかのような軽い身のこなし
｢ぴょんぴょんダンス！！｣
｢え｣
｢え｣
｢え｣
｢え｣
狩屋くんがそう叫んだとき、先程までの暑い空気か一瞬にして凍った
そして、
｢あはははははっ！！！ちょっ、またww｣
｢ネーミングセンス、ねぇ...折角良かったのになんか、一気に...｣
｢さすが狩屋！！どこまでも安定だねｗw｣
｢動きはかっこよかったけどね(笑)｣
と、狩屋くん以外皆笑い出す。
｢なんだよ！ほっとけー！｣
顔を真っ赤にする狩屋くんは可愛かった。
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夏華(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2014年10月1日 17時) (
レス) id: 2ccbdb2088 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 刃斬 刀陽(はざん とうは）さん» ありがとうございますっ//がんばります！ (2014年5月20日 22時) (レス) id: 91142310ad (このIDを非表示/違反報告)
刃斬 刀陽(はざん とうは）(プロフ) - とっても面白いです！ハマりました！更新頑張ってください！ (2014年5月19日 18時) (レス) id: da78a6e755 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 神童ハルキさん» わぁぁ！！ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ亀更新でごめんなさい(´；ω；｀)頑張ります！ (2014年1月23日 23時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - キキさん» コメントありがとうございます！！霧野くん、私もお気に入りです(笑) (2014年1月23日 23時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑の缶づめ | 作成日時：2014年1月13日 23時
