アイデア65 その距離。800m。 ページ19
｢それじゃあ、ママ！しばらくの間留守にするけど、
泣かないでね？←｣
｢泣かないわよっ！Aも頑張れっ！！
ママ、時々連絡送るからね！｣
とかいいながら号泣じゃないですか。笑
さすが親馬鹿。
って、自分を、つっこみたくなる。
まっ、とにかく
｢私がいない間、普段できないようなイチャラブしてきなよ(*´∀｀*)｣
そう言い残し、私は玄関の扉をしめた。
｢…いつからあんなこになったのかしらっ！
でも…いいわね！！｣
そして私は、ママが案外ノっていたことを知らない。
･
･
初めて使う、ピンク色のリュックサックを背負い
右手にはボストンバッグ。
制服で学校に来るということで服装は制服。
時間は、まだまだ余裕があるが、体力のほうが持つだろうか…。
｢これなら、車で行ってればよかった…｣
交差点の信号を待ちながらボストンバッグを肩にかけ直す。
必要なものだけを詰め込んできたつもりだったが
予想以上に重い。
今更ながら後悔する。
学校までだいたい800m。
案外、長い。
絶対筋肉鍛えれてるだろうな、とおもいながら、
周りの行き交う人々に埋もれながらも進んでいった。
そして、やっとの思いで校門の目の前に。
｢はぁ…長い旅だった｣
ほっと一息つき、校門近くのベンチに座った。
朝っぱらから足はもうフラフラ。
こんなので本当に大丈夫かな…。
ふと、校門を見ると、天馬くん、信助くん、狩屋くん、そして…剣城くんが学校に入っていくのが見えた。
みんな、私には気づいてないようだった。
まぁ、気付いて、話しかけられて気まづいーっていうことにはならなかったしいいかな。
そのあとにつづいて、霧野君、神童くんがはいっていくのがみえた。
あっ、朝一緒に行く約束してた…
いつのまにか、忘れてしまっていたけど、
悪いことしたな…。
私は、荷物をもち、二人のところに駆け寄った。
｢ごめん！！一緒に行くこと忘れてた！！｣
｢おはよう。あぁ、やっぱり。(笑)だと思った(笑)｣
｢ほんとごめん！！待った？｣
｢まぁ、待ちはしたけど、来なかったから行ったのかな？とおもって(笑)｣
そっか…二人とも待ってくれてたのに…
申し訳ないない…。
｢ほんとにごめんね！！｣
｢そんな気にしなくていいって！大丈夫だし！！
それより、ほら、バスもうすぐ来るし行こ？｣
そう言ってバスへと向かう二人に私はついていった
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夏華(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2014年10月1日 17時) (
レス) id: 2ccbdb2088 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 刃斬 刀陽(はざん とうは）さん» ありがとうございますっ//がんばります！ (2014年5月20日 22時) (レス) id: 91142310ad (このIDを非表示/違反報告)
刃斬 刀陽(はざん とうは）(プロフ) - とっても面白いです！ハマりました！更新頑張ってください！ (2014年5月19日 18時) (レス) id: da78a6e755 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 神童ハルキさん» わぁぁ！！ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ亀更新でごめんなさい(´；ω；｀)頑張ります！ (2014年1月23日 23時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - キキさん» コメントありがとうございます！！霧野くん、私もお気に入りです(笑) (2014年1月23日 23時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑の缶づめ | 作成日時：2014年1月13日 23時
