アイデア５７ 校長の自由さ。そして勝手さ！能天気さ！！許せない！でも可愛いんだ！！仕方ないから話に付きやってやるとかいってみた ページ11
「えっ、遠足？どこに！？」
その日は、突然の学校の企画だった。
朝、学校に向かうと校門前で満面の笑みで「おはようございます！！」とあいさつを交わす校長がいた。
ただでさえ、お気楽な校長だ。
普段、立ちもしない校門に立っているなんて...
きっとまたよからぬことでもたくらんでいるのだな...と思った私は、校長の間を通り過ぎようとした...が。
「おぉ、桐谷くん。おはよう。」
「あはは...おはようござ、います」
なぜか、声をかけられてしまった。
「校長、めずらしいですね、こんなところにいるなんて」
足止めをくらい、仕方なく校長にワケを聞くことにした。
校長は、ワシか？と、キョトンとした顔で私をみる。
そして、何かを閃いたかのように手を叩いた。
「おぉ！！思い出した思い出した！！いやー...もう忘れるなんて...としはとりたくないもんだ...」
「は、はぁ...」
「そうそう。実はな、今日の朝礼で言おうと思っているんじゃが、お前さんには先に教えておこう。
実はな」
「はい...」
今までにも、何回か校長と話す機会があった。
その度に、めんどくさい話に付き合わされていた。
今回も、どうせ、きょうの盆栽とかの話だろう、と思った。
しかし、
「じゃじゃじゃじゃーん！！！
明日、この雷門中学校全校で、遠足を兼ねたキャンプをとりおこないまーーすっ！！ In 海の家ーー！！あっ、二泊三日ね✩」
「...は？」
校長の、Vサインと、その癒し顔が満面の笑みで言った言葉。
「明日から...海の家？キャンプ？二泊三日？」
突然すぎて、立ち尽くすしかできなかった。
きっと、今の顔は、あれだ。うん。
ムンクの叫び。(簡易版)とでも言うべきだろうか。
そのあまりに突然で突拍子な一言に私はとぼけることしかできなかった。
「は･･･？何？この学校」
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夏華(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！ (2014年10月1日 17時) (
レス) id: 2ccbdb2088 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 刃斬 刀陽(はざん とうは）さん» ありがとうございますっ//がんばります！ (2014年5月20日 22時) (レス) id: 91142310ad (このIDを非表示/違反報告)
刃斬 刀陽(はざん とうは）(プロフ) - とっても面白いです！ハマりました！更新頑張ってください！ (2014年5月19日 18時) (レス) id: da78a6e755 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 神童ハルキさん» わぁぁ！！ありがとうございますヽ(*´∀｀)ノ亀更新でごめんなさい(´；ω；｀)頑張ります！ (2014年1月23日 23時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - キキさん» コメントありがとうございます！！霧野くん、私もお気に入りです(笑) (2014年1月23日 23時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑の缶づめ | 作成日時：2014年1月13日 23時
