【イナゴ】マンガ家少女と少年たち～男子校はいろんな意味で危険です...～ (ページ9)

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アイデア８　もしかして、ここって、危険、ですか？ページ9

雷門中の校門をくぐるとそこは、別世界だった。

普段からあまり目にしない男子がうじゃうじゃといる...。

「あっ、あはは...なんか怖くなってき...た...？
やっていけるかな...」

足がガクガクと震えて、動かない。

そんな時

「へぶっ！！！」

ふと、何かに押されて飛ばされてしまった。
...相撲部あたりであろうデブ、と...
こんなやつしかいないのかー？

「痛ったぁ～...なんなのさ！ホント！！って、えっ...あっ...」

ふと、後ろに感触が。

いい匂いが私の鼻に届く。

「大丈夫か...？」

ふと、声のした上を向いてみると、

そこには、

「えっ、あっ、あの...」

いた...
紫色の髪の毛のイケメンさんが...。

「すっ、すいません！！」

急いで、腕を振りほどこうとするもそれはその人によって抑えられた。

「逃げようとしてんの？」

「えっ...いやっ...そうじゃなくってっ...」

甘い声で囁くその人は私をぎゅっと抱きしめた。

「んっ、女の匂い...」

「え”っ...」

ま、まさかっ...早くもバレたっ...！？

私の顔は一気に冷めていく。

「...あっ、昨日抱いたやつの匂い、まだとれてねーし、これだから...」

...あ...違った...。

私は、じゃなくって、俺は一息ついた。
今さらって...(笑)

でも...

抱いた...？

それって

＝ヤ.っ.た

ってこと...だよね...。

顔中から血の気が引いていくのがわかった。

「あっ、あの、ありがとうございます！！それではしつれいしまーすっ！！！」

俺は、シュッとしたからすり抜けるとカバンを持って逃げるように
中へ入った。

＿＿＿ヤバい...あの人は危険な匂いがする...＿＿＿

そう五感が察したからだ

「ふーん。見ない顔...。
まぁ、面白そうじゃん...」

その紫頭の少年は
前髪をさらっと上げると
妖しい笑みを残して中へと入っていった。

＿＿＿＿

こんな作品を読んでいただいてありがとうございます！！！

ちなみに、この人は、あの人ですよ(*´∀｀*)

桐谷Aちゃんこと桃矢くんはどうなるでしょうか！？

作者は、ゴミに等しいですが、コメント、評価、いただけると感謝します！！！！！