アイデア２７ 私の自慢のお兄ちゃん ページ29
「私ね、お兄ちゃんがいたの。でも、小さい頃、行方不明になっちゃったんだって。
そのあとは、パパやママ、もう放心状態で抜け殻のようだったってばあちゃんが言ってたの。
私も、うっすらだけど、覚えてる。二人が、涙でぐしゃぐしゃの顔で私を抱きしめてたこと」
なんか、だいぶ昔のことなのに、泣きそうになってきた。
私は、ゆっくりと目を閉じる。
「写真は、私には見せてくれない。
でも、私、ちょっとだけ覚えてる。
とっても優しくて、頼りになる大好きなお兄ちゃんだった…って何話してたんだろうね！わたっ...って...ど、どうしたんですか！？」
ふと、となりできいていた南沢先輩をみた。
＿＿＿彼は、涙を流していた。
「いやっ...なんでもないけどさ...なんか勝手に出てきた...そんなこというお前も泣いてるけどなっ...」
そう言われ、私は、自分の頬に一筋の線が描かれたことに気づいた。
そっと、頬に触れると、生ぬるい液体がついた。
そう、涙＿＿＿
「本当だっ...ふたり揃って泣くなんてねっ...」
私も、南沢先輩も、徐々に感じてきたのかもしてない。
＿＿＿＿この、懐かしい感覚に＿＿＿＿＿＿
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真白 - アゥ〜//// (2014年8月25日 2時) (
レス) id: eaea5ba8d8 (このIDを非表示/違反報告)
真白 - 南沢エロい・・・・・・・・・・・(ボッ) (2014年8月25日 2時) (レス) id: eaea5ba8d8 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 瑠奈☆さん» 大丈夫ですよ〜！！ありがとうございます！！ (2014年1月15日 15時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
瑠奈☆(プロフ) - すみません(汗)何かたくさんおくってしまいました。ミスです。がんばってください！！ (2014年1月14日 21時) (レス) id: d735d5d2e7 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑の缶づめ(プロフ) - 瑠奈さん» ありがとうございます！！(´▽｀)頑張りますっ！！ (2014年1月14日 20時) (レス) id: a372eb1a9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑の缶づめ | 作成日時：2013年8月13日 14時
