【イナゴ】マンガ家少女と少年たち～男子校はいろんな意味で危険です...～ (ページ13)

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アイデア１２　♂と♀の考えの違い！ページ13

――…休み時間…――

「ここが調理室、んで、ここが視聴覚室」

「へぇ～。結構広いんだね～」

「ここの雷門中は、私立なのもあって設備もしっかりしてるんだ」

休み時間、俺は、神童くんと霧野くんに学校案内をしてもらっている。

霧野くんが場所を言って、神童くんが説明係みたいになっていて、なんだか面白い。

「うちの学校もね、結構設備良かったんだよ～」

「そうなのか！！」

「でも、教師どもは最悪なほど面子が酷かったな。
ましな人なんて(イケメン)2人くらいしかいなかったもん」

「美人か！じゃあ俺は嫌だな～」

その話題に霧野君が飛びつく。
そっか、私はイケメンのつもりで言ったんだけど
男子からしたら美人さんに変換されるんだな～。

「そりゃあね！俺も嫌だったよ！みんなそんなこと言ってたよw
でも、ここの先生、良すぎない？」

そう、まず職員室を見渡して思った。
顔が良すぎる。

あの、女子校とは違う。
もし、ここの先生を紹介したらまず興奮するよw

「だよな！かわいい子多いだろ！？
学校に女子生徒がいない俺らには先生に飛びつくやつも多いのさ」

...女子生徒、いるんだけどね(笑)
ここに。
まぁ、そこはよしとして

「へぇ～。霧野君は誰か狙ってるわけ？w」

「俺はな～特には！！やっぱり同世代がいいよ～
神童もそうだろ？」

「え！あっ、まぁ...」

突然霧野に話題をふられ、少し驚いた様子で答える。
その反応からいくと、どうでもいいんじゃないかな...(-_-;)

「あぁ～！女子校に行ってみたい！！
隣町の聖霊帝女学院！！あそこは可愛い子多いらしいしなw」

ビクッ

突然、聖霊帝女学院の名前が出たことに私は驚き
ビクッと肩を震わせる。

そんな噂がたっていた、だなんてびっくりした。
確かに、思えば可愛いこは多い。

周りからはそんな目で見てる人もいるんだな...って思った。

思ったけど、

神童くん、思ったより喋らないんだね(笑)