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夏の魔物のせい4 ページ22

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ホシ「……うううううう!!!!散れ!!邪念!!!散れ!!!!!!」

ドギョム「ヒョン……急に部屋に来てそれはさすがに怖いって……何?どうしたの?……も、もしかして中にいるのはホシヒョンではない……!?」

ホシ「……俺だよ」

ドギョム「ぼや、じゃあケンチャ、」

ホシ「アニヨォ!!!!俺はぁ!!!!!ヒョン失格なんだよぉ!!!!!あああああああ!!!」








……いや、怖いってほんとに。いったい何があったかは知らないけどついさっき、フラフラと僕の部屋にやってきたホシヒョンはほんとにずっとこんな感じ。ほんとに悪霊に取り憑かれているようにしかまじで見えない。

もちろんうるさいのはうるさいけど枕に顔を埋めてやってくれてるのでそこはありがたい、とはいえ普通にほんとに怖いしもはや怖いを通り過ぎて哀れにも見えてくるよ、ヒョン。


……先にジュニヒョンにでも霊媒師の電話番号をもし知っていたら教えてもらっておいたほうがいいだろうか。








ホシ「……うっうっ、……」






とかなんとか考えていると今度は泣き始めるホシヒョン。

一応言っとくけどヒョン、その枕、僕が寝てる時に使ってる愛用の枕なんですよ。部屋にひとつしかありません。






ホシ「うう、」

ドギョム「や〜ヒョン、だからなに?泣いてないで教えてよ。僕が解決できるなら、」

ホシ「できるのか!?」

ドギョム「お、おお……まあ話は聞きましょう」

ホシ「……ネ」




ち、力が強すぎてそれもまた怖いけどどうやらとうとう話してくれるらしい。



……あ、でも待てよ。僕さっきそういえば……と思い出してる途中でガチャとドアが開く音と

「ソクミニヒョーン、ハルーバーイーツでーす」

という淡々とした声、そしてガサガサ、という袋が擦れる音も聞こえてきて、それらはどんどん大きくなる。







ホシ「……俺、」

ドギョム「……ヒョン、あのちょっと、」

ホシ「……俺、なんか、」

ドギョム「ヒョン?ちょ、ちょっと聞いて!?」

「……お、やっぱりホシヒョンもいる」

ドギョム「アニ、ハル、……やっぱり?」







そうそう、ハルから出前を頼むから一緒に食べようって連絡が来たからハルがこの部屋に来るのは仕方ないんだけど待ってくれ、このタイミングは、








ホシ「ハルのこと見るだけで俺、なんかドキドキしちゃうんだよ……!!!!!!!!」









……あー、なんかそんな気がしてました。察し。

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テイ(プロフ) - ハルカさん» 最高とのお言葉、たいへん嬉しいです!のんびりではありますが引き続きお楽しみいただけますと幸いです。 (2022年5月20日 10時) (レス) id: 51ed79440b (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 最高に好みです。これからも楽しみにしてます。 (2022年5月20日 4時) (レス) @page27 id: e5accedd3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mtuzu0043 | 作成日時:2022年4月28日 17時

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