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ウリマンネのものはヒョンのもの3 ページ13

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ジョンハン「ヤ〜でもオッパじゃだれか分かんないじゃん。ジョンハニオッパ♡がいいな〜」

「アイシ、やだよ絶対……むしろそうやってお願いしてわたしが言ったことってある?」

ジョンハン「ウェグレぇ〜ないけどぉ〜いいじゃんほら!もうみんな居ないし!」

「ヤーいないんだから余計オッパでいいでしょう」

ジョンハン「!!テバ、チンチャヨ!?今日2回も聞けた!!」



そう言うと相変わらずハイハイと塩対応なハルの口から久しぶりにその言葉が聞けて、嬉しいやら、小っ恥ずかしいやらで、なんとなく昔のことをぼんやり思い出す。






事務所に入ったばかりの俺、ユンジョンハンは今とは比べ物にならないくらい人見知りが強く、暗い練習生だった。


ただ、それが大きく変わったのは、ハルがSEVENTEENに来てくれた時からだ。











「チョン・ハルです。99年生まれです」






よろしくお願いします、と先に自己紹介をしてくれたミンハオの隣で頭を下げるのは、ウジと同じくらいの背丈の、可愛いというよりもどこか凛とした雰囲気めいたクールな女の子。


やけに冷静なクプスから前もって「事務所の中でも有望らしい“女子練習生”がSEVENTEENに1人入るから」と聞いていた俺たちは、練習生であるにも関わらず存在ですら誰も知らなかった、この10数人の男に対して怯えるでも臆することも無くただ真っ直ぐこちらを見据えてくる彼女に、かなり興味津々だった。


……99年生まれってことは、ディノと同い年か。なんかあんまり何考えてるかわかんないし……でも妹だと思ったら意外とマシかも?なんて思いながら見ていると、バチッと目が合った……気がしただけだった。ふい、とすぐに逸らされる。








「ジョンハンシ」

ジョンハン「……俺のこと?」

「ネ。……ジョンハンシってジョンハンシしかいないですよね?」







第一印象は、とにかく真っ直ぐで、不思議な子。

ジョンハンさん、となんだかあくまでも他人だから、とでも言うように呼びかけてきたかと思えばジッと俺の目を見るその目はすごく綺麗で、なんの迷いも、恐れもない、真っ直ぐすぎるもので。






ジョンハン「……アニ、オッパでいいよ。ジョンハンさんってちょっと……他人行儀すぎない?」




だから、人見知りの俺でも、ただなんとなく、そう思ったからそう、言うことができたようなものだった。


その目がなんの曇りもないものだったから、信用できると、そう思えてならなくて。

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テイ(プロフ) - ハルカさん» 最高とのお言葉、たいへん嬉しいです!のんびりではありますが引き続きお楽しみいただけますと幸いです。 (2022年5月20日 10時) (レス) id: 51ed79440b (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 最高に好みです。これからも楽しみにしてます。 (2022年5月20日 4時) (レス) @page27 id: e5accedd3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mtuzu0043 | 作成日時:2022年4月28日 17時

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