月が綺麗ですね2 ページ9
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エクスプス「……食べようかな、じゃねえよ。ほんとに来たじゃん」
「うぇぐれ〜。あ、ヒョンの分も一応あるよ」
エクスプス「あに、俺はいらないからㅋㅋ まあ寒いから入りな。風呂は?」
「お風呂?……ここに直行で来ちゃった、」
エクスプス「……風呂沸かすか」
「あーアニアニ、ヒョン、」
エクスプス「いいから。お前はラーメンつくってろ」
……わお。こんな深夜にとんだ手厚いサービスだこと。
スウェット姿で後ろ髪をハーフアップにした、それでもしっかりセブチのエクスプス!なヒョンはスタスタとすぐにお風呂場へ直行していく。さすがヒョン、かっこいい。
そうぼんやり見届けながら部屋をぺたぺたと歩いて進んでいくと、わりと淡々と中は片付けられていて、テーブルやソファにもあまり物がないところを見ると、ヒョン、たぶんベットでただゴロゴロしてただけなんだろうな。
エクスプス「お湯、熱いの入れてるけど入る頃にはぬるくなって……ってなに、怪しいものでも探してんの?ㅋㅋ」
「んーあによ。ヒョン、卵ある?」
エクスプス「卵?あーたぶんある」
「チーズは?」
エクスプス「あるけどお前……家から持ってこいよ……ㅋㅋ」
「だから直行で来たんだってば」
にしても、お風呂にまで入らせてくれるなんて。
ヒョンは意識的にやっているのだろうか?
「……ヒョン見て、珍しくウォヌヒョンがスタンプ送ってきてかわいい」
エクスプス「……あいつまだ起きてんのか」
「あにあに、ウォヌヒョンはどうせゲームでもしてるよ。むしろヒョンが起きてることにびっくりしたんだけどわたしは」
エスクプス「あー……まあ、寝ようとはしてた」
「ふーん」
エスクプス「ヤァ、興味ないなら聞くなよ。あ、」
「ぼや、いるの?」
エスクプス「いーから。あー」
「ヤ〜行儀悪いな〜うちのリーダーは」
エスクプス「……ん!んまいじゃん」
「マジャヨー。寝ようとしてたならベットで寝てきなよ。食べてお風呂入ったら帰るし……ソファで寝てもわたし動かせないから、リーダー重すぎて」
こんな深夜に普通に部屋に招き入れてくれること、ラーメンを食べさせてくれること、お風呂に入らせてくれること。
すべて、ここにわたしが長居することを決定づけているということを。
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テイ(プロフ) - ハルカさん» 最高とのお言葉、たいへん嬉しいです!のんびりではありますが引き続きお楽しみいただけますと幸いです。 (2022年5月20日 10時) (レス) id: 51ed79440b (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 最高に好みです。これからも楽しみにしてます。 (2022年5月20日 4時) (レス) @page27 id: e5accedd3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mtuzu0043 | 作成日時:2022年4月28日 17時