Episode 10 ページ11
まぁ、そんなこんなで。
一週間後のコスプレ喫茶に向けて、衣装作りやら役作りやら宣伝やらで。
いつも以上に忙しくなってきている。
「おーい、Aー。これ12番テーブル。」
慌ただしく歩き回っていた俺は、ふいに名前を呼ばれたことで、勢いよく振り返る。
声の主は、ニコニコと愛想の良い笑顔を浮かべ、母性溢れる包容力として有名な___菅原さんだった。
「あ、あざっす！」
「大変だな〜。トップ10は…。皆動き回ってるべ…。」
「多分、菅原さんが人気投票参加してたら、間違いなくあぁなってたと思うっすよ…。」
料理番長は、忙しくなると大変だからって理由で人気投票には参加しなかったけど…。
「あははっ、俺なんて足元にも及ばないよ。」
「いやいやいやいやいや」
「それに、人気になったらなったで、あんな動き回る体力ないし…。Aも大変でしょ？」
「まぁ…疲れるには疲れますけど…それ以上に楽しいって気持ちの方が勝ってるんで」
「そっか…。」
ニコリと笑う菅原さん。
包容力満載な優しい笑顔に、心満たされていると、隙をつかれ、腕を引かれた。
「うわっ」
驚きの声と共に、菅原さんの腕の中へとすっぽりはまってしまう。
え、ナニコレ。
「疲れたら言いなよ？お兄さんがこうやって、ハグして癒やしてあげるから。」
「え、」
背中をポンポンと軽く擦ってくれる。
そうして、ニコリと微笑みながら、調理室の向こうへ離れていく菅原さんをただ呆然と見守ることしかできなかった。
「何あの人！！反則だろっっっっっ！！」
「Aちゃん、どうしｔ…って、顔真っ赤！！」
熱でもあるの！？とか、とうとう頭がイカれたのか！！とか好き勝手に叫ぶ及川さんを足蹴りして、カウンターに置かれた注文品を運ぶ。
「あー、お母さんすぎる…。」
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黄昏 - 赤葦の絡みがみたいです。赤葦×夢 でお願いします (2021年6月7日 17時) (
レス) id: 38eebacbdf (このIDを非表示/違反報告)
リン - 国見ちゃんとの絡みが見てみたいです！ (2021年4月11日 17時) (レス) id: 2de5659400 (このIDを非表示/違反報告)
猫とやぎ(プロフ) - コメント失礼します！！めっちゃくちゃ面白いです！！及川さんイケメンすぎません？？？耳責めとか見てみたいですわ（ただの願望） (2020年8月24日 15時) (レス) id: 497823dae0 (このIDを非表示/違反報告)
暇(・ω・(( - 駄菓子菓子でめっちゃ笑ったww (2020年4月18日 20時) (レス) id: aa1cce5da1 (このIDを非表示/違反報告)
ランス(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/rancelovin2/ コチラのURLです！！お願い致します！！本当に申し訳ありません！！ (2018年6月1日 20時) (レス) id: 7f421268d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マキ松ミツバ | 作成日時：2017年10月12日 23時
