チート少女と轟くん［轟焦凍］ (ページ27)

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ヒーロー科はテンション高めページ27

...学級委員か

学級委員決めるんだってさ

私にはとても無理ですね

だって人見知りだもの！

だからなんかそういうのが似合いそうな飯田くんに投票した

飯田くん、落ちちゃいましたけど

『(ム...1票入っている...？)』

＊

最近、食堂ばっか行ってたらお金がなくなってしまった

ってことで今日は弁当です！

だけどまた1人ですかね…

ぼっち寂しい...

早くこの人見知りも治したいものですね…

『あら？神宮さんもお弁当ですの？なら、一緒に食べませんか？』

八百万さんっ！？

こ、このようなエリートなお方が私に…？！

『わ、わたしでよければ！！』

『神宮さんがいいのです！

そういえば神宮さんってお祖母様がいらっしゃりますのね！

お祖母様は元気でいらっしゃいますか？』

『うん！すごく元気だよ！体はちょっと弱ってるけどね！』

あれ？おばあちゃんの知りあい？

『そうなのですか！実は私子供の頃お祖母様に助けてもらったことがありましたの！

それからとてもファンでして！

それで、ヒーローを引退するって知ったときすごくショックだったのです』

『そうなんですね！あ、ありがとうございます..？』

『ふふっ、こちらこそですわ』

...いやー、こうして話してると八百万さんって相当なお嬢さんなんですね

口調とか

弁当箱の中身がもうキラキラしてますし。制服もきっちり着こなしていらっしゃいます。

『あ！あの...神宮さん！よかったらAさんと呼んでもいいですか！？』

…え？

『ええええ！！？』

か、かか、かかんわいい！！！

プリプリしている！

てそうじゃないよ私！！

『もちろんです！！私もじゃあ百ちゃんって呼んでもいいですか？！』

『もちろんですわ！！』

なんということでしょう！！

…拝啓お母さん、お父さん

わたしには友達が2人も出来ました

わたしはもう死んでもいいくらい幸せです...

しかも梅雨ちゃんや三奈ちゃんとか透ちゃんとも仲良くなることができた