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大我side
Aさんばっか見てたのがバレたのは恥ずかしかったけど、まあこればっかりは先輩に感謝。
すぐに自分なりにアプローチを仕掛けた。
今までの希薄な女性経験を恨みつつ、なんとか自分から番号をGETし、店を出るころには完璧に彼女の虜になっていた。
それからというものの、どうにか彼女と仲良くなる方法を模索した。
まず初めに「好きなお客さん」の部類に入りたい！と、SIXに通う日々が始まった。
言うて週1回から2回くらいだけど。
無理やり誘うなんてことは論外！って、先輩がいつかの飲み会で酔った勢いのまま言ってた気がする。
あと、女の子との会話は向こうが楽しいように…って………
万年陰キャの俺が、会話を続かせる、面白い話題を提供する、なんて…
仲良くなるより難しいんじゃねえ？
でも、流石はプロ。
A｢あははっ、大我さんって面白い(笑)｣
俺の他愛のない話でも楽しそうに聞いてくれて、すげえ広げてくれる。
女の人と話すことは正直好きじゃなかったけど、彼女は別。
話は弾むし(彼女のお陰かもしれないけど)、意外と波長が合う気がする(合わせてくれているだけかもしれないけど)。
初めて、色んなこと話したい！共有したい！って思ったんだよね。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
A｢……大我さん？おーい。大丈夫ですかー？｣
大我｢…へっ！！？何！？｣
丁度2年前の出来事を回想していたらしい。
あれから約1年後に起業して、今は経営も起動に乗ってる。
Aと仲良くなりたいがために通いつめたSIXでは、このVIPルームが俺の定位置みたいになった。
オーナーの高地とも仲良くなっちゃって、たまに休みが合うと食事に行ったりしてる。
無名だったAはすっかりこの店の顔にまで上り詰めた。
今では色恋云々より、Aの仕事ぶりを尊敬してるからサポートしたいとか、俺の仕事の話を聞いてほしいとか、そういうために通っているんだよね。
…まあ、変わらずAのことは好きだけど。
大我｢ごめんごめん、ぼーっとしてた(笑)｣
A｢もう、そんなびっくりしなくても(笑)｣
俺の隣でけらけらと笑うA。
あ、
大我｢ねえ！そのドレスってさ、、｣
A｢気づいちゃいました？
大我さんが初めてお店に来てくださったときに着てたドレスです、(笑)
あの日からもう2年経つんですね〜｣
…覚えててくれたんだ。
また、彼女の虜になっていく。
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続く (更新停止中)
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かなりん。 - 更新ありがとうございます🥺🥺 (2021年10月18日 15時) (
レス) id: 5c61d57c1b (このIDを非表示/違反報告)
萌央(プロフ) - 愛梨さん» ちょいと京本さん多すぎたかなと不安でしたが良かったです‼ありがとうございます😭 (2021年10月11日 22時) (レス) id: 315ff628d3 (このIDを非表示/違反報告)
愛梨(プロフ) - 大好きです！！大我さんとの絡みにやられます！ぜんぶすきです！ (2021年10月10日 22時) (レス) @page42 id: ee335fcc7f (このIDを非表示/違反報告)
萌央(プロフ) - kaaaaaa0615さん» コメントありがとうございます😭自分なりに更新頑張ります！ (2021年10月3日 23時) (レス) id: 315ff628d3 (このIDを非表示/違反報告)
kaaaaaa0615(プロフ) - こんばんは。とても好きな作品なので更新嬉しいです。これからも楽しみにしています。 (2021年10月3日 20時) (レス) @page33 id: 1c329fc3d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌央 | 作成日時：2020年10月13日 0時
