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心の中で、モヤモヤしながら、フライパンの唐辛子をつつく。
あっ、焦げてきた？
と、思った瞬間・・・
パンっ！！
メ「うぉーーーーっ！！！」
熱した唐辛子が、弾けとんだ。
フライパン近くにいた、俺と玉と先輩は、とっさに後ろに避けたけど、
少し離れたところにいた藤ヶ谷は、横尾さんを守るように身を寄せていた。
北「・・っ！」
飛んでいった唐辛子に、ニカが騒ぎだす。
ってか、はぁ！？
なんだよ！？あのナイト気取り！！
別に、妬いたりしねぇけど、なんかムカつく。
二回目の唐辛子の爆発も、二人で身を寄せて、なんだかイチャついて、みえた。
今日は、ダメだ。
なんか、藤ヶ谷嫌いだっ。
焼けた唐辛子をみんなで分けて、食べていく。
横尾さんが、多めにかじってしまった唐辛子を藤ヶ谷の方に向けた。
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作者名：橘 りく
| 作成日時：2017年4月15日 23時
