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嫌でも聞こえてくる、楽しそうな声。
俺は、藤ヶ谷と楽しくスイーツの話なんて出来ないし。盛り上がれない。
やっぱ、好きなものが合うって、大事なんだなぁ・・・
玉「ミツ、唇噛んじゃダメ」
北「・・・」
自分の感情を押し殺す時に、無意識にしてしまうクセ。
玉「ヒリヒリしちゃうよ」
北「まだ、先ながいもんな」
出来上がったニカ千カレーは、めっちゃ旨くて元気が出た。
とうがラッシーも、宮田と先輩の生ジュースも、なんとか腹におさめた。
のこりは、38本。
玉「ねぇ、ミツ。わたたいのスイーツリベンジしようか？」
北「えっ？」
この時の玉は、心を痛めていた俺にとって、天使のような悪魔のような・・・
小悪魔玉ちゃんの顔つきだった。
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作者名：橘 りく
| 作成日時：2017年4月15日 23時
