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ここからは、唐辛子を持ってロケに出る。
旨い料理をプロにお願いするっていう流れ。
カットがかかると、ロケに出る準備が始まる。
ニ「俺、今回余裕だわ」
北「おまえ、今回当たり企画だな？」
ニ「しししっ(笑)」
ニコニコしながら、得意気に語るニカ。
ニ「今度、特訓にアレ食いに行こ？チゲ鍋♪」
北「おまえなぁ、まだ唐辛子80本あんだぞ？終わる頃には、水炊き食いたくなってるわ！！」
ニ「じゃあ、水炊き食いにいこうよ〜」
北「・・・」
要するに、飯食いに行く約束がしたい訳だな？
可愛い奴め♪
北「もちろん、サウナ付きな！」
ニ「(笑)」
ニカ、おまえはホントに分かりやすくて、可愛い奴だ！
恋人なのに、表情も心も読めない時がある誰かさんとは、大違いだよ。
スタッフさんに続いて、さっさと前を歩いていくアイツの背中をにらんでやった。
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作者名：橘 りく
| 作成日時：2017年4月15日 23時
