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藤「まぁ、大倉くん家に泊まるとは、思わなかったけど」
あっ、やっぱり見られてたか。
大倉の車から、降りてくんの。
エレベーターの扉が開き、乗り込むと二人きりの空間。
空気がピリピリする。
なんか・・・
北「ごめん」
藤「なんで、謝るの？」
だって大倉の事で、ご機嫌ななめなんじゃねぇの？
藤「悪い事してる自覚ないんでしょ？謝らなくていいよ」
北「・・・」
なんか、言い方にトゲがあるんだよな・・・。
・・・・
あんま、イイ気分じゃないまま、楽屋に入る。
俺、悪い事してないもんな？
ただ、大倉と呑んで、そのまま寝て、送ってもらっただけだし。
いつもの藤ヶ谷の嫉妬じゃん。
収録終わってから、なんとかしよ。
そう思って、特に何も気にかけないまま、
俺はキ○マイレージの収録に挑んだ。
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作者名：橘 りく
| 作成日時：2017年4月15日 23時
