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石井さんの笑顔の写真と少しの言葉を添えてインスタ投稿｡
#守りたいこの笑顔
#一番尊敬する人
それに反応を返すかのように石井さんも私の写真を投稿した｡
#男前
#自慢の後輩
｢なんや､ちゃっかり私の写真撮ってるやないですか｡｣
楽屋のソファーでゴロゴロしながらつぶやく｡
柚｢おうおうやっとか？｣
朝会って最初に言われた一言｡
｢…なにがや？｣
柚｢石井さんと付きおうたんか？｣
｢いいえ？｣
柚｢あれ､ちゃうん？｣
なんだか残念そうな相方｡
｢なんかごめんな？｣
柚｢謝るくらいなら石井さんと付き合えや｡結婚しぃや｡｣
そんな事を言う相方の後ろから姿を現したのは
濱｢石井くんとくっつけようやなんてなんちゅー相方や｡｣
柚口をホールド｡
柚｢やって､昔からお似合いでしたよ？二人｡｣
濱｢いいや､俺のほうがお似合いやろ｡
それにリリーから石井くんはヤバい奴やって聞いた事あんで｡｣
柚｢リリーさんの方が僕はヤバい奴やと思いますけどね｡｣
あれやこれや二人で言い合いが始まる｡
｢安心してください｡誰とも結婚しないんで｡｣
無駄な言い合いはやめましょう｡
濱｢そんな事言わんでよ｡俺がこんなにも想ってんねんから｡｣
いつものようにベッタリくっつく濱家さん｡
｢…濱家さんって私の事好きなんですか？｣
濱｢えっ今更？好きを超えて愛してんで｡｣
柚｢えっまじすか…？｣
｢…嬉しい｡｣
愛してるなんて生まれて初めて言われた｡
濱｢んえっほんま？じゃあ…｣
｢私も濱家パパ大好きです｡｣
家族も同然の愛です｡
濱｢あっありがとう…｡でもパパとしてやなくて…｡｣
複雑そうな顔で何かを言いかけてやめた｡
濱｢それでもええか｡｣
笑っていつもよりたくさん頭を撫でてくれた｡
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作者名：あまから | 作成日時：2021年7月28日 21時
