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東京から帰宅すると
新｢おかえりなさい｡｣
｢ただいま｡｣
ひょっこり顔を出したにーやん｡
挨拶を済ませると部屋に戻ろうとしたので引き留めた｡
｢はい｡ハンカチ｡あとDVDも｡｣
新｢あ｡すみません｡｣
｢にーやん聞いてええ？｣
新｢はい？｣
｢なんで隣に住んでること隠すん？｣
新｢あ…それは…｡｣
返答に困っている様子のにーやん｡
新｢…言えません｡｣
すいません｡とおやすみなさい｡を言って､
さっさと隣の部屋へ消えて行った｡
え〜なんでなの〜。
▽
突然
リ｢今日メシ行こや｡｣
そう声を掛けてきた。
リリーさんは絶対サシでは誘ってこない｡
マルセイユの津田さんやネイビーズアフロはじりくん達と
わいわい盛り上がる｡
津｢Aは飲めへんのやっけ？｣
｢すみませんガチ弱です｡｣
津｢そういう所女の子やな｡可愛いな｡｣
津田さんはやたら私を女の子扱いする｡
｢可愛くないですよ、
あぁ〜飲める人になりたいなぁ｡｣
その方がこういう時もっと楽しいだろうに｡
津｢そうなん？もしAが酒も強かったら無敵感エグいな｡｣
は｢確かにそうっすね。｣
｢ちょっと飲んでお酒に慣れようかな｡｣
一杯だけのチューハイ｡
即酔いが回ってしまった｡
リ｢ホンマに弱いなぁ｡｣
津｢そこがええっすよね｡Aって｡
ギャップがあって｡｣
寝そうな私をリリーさんが家まで送ってくれた｡
｢無敵になりたいんで､今度宅飲みしましょ｡｣
私の家なら誰にも迷惑は掛けへんやろ｡
リ｢ええよ｡｣
そんな軽い約束をした｡
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作者名：あまから | 作成日時：2021年7月28日 21時
