#31 ページ31
…ずっと手､握ってくれてたんや｡
お陰でめちゃくちゃ快眠でした｡
｢お邪魔しました｡｣
濱｢いいえ｡またおいで｡
いや､なんなら一緒に住んでくれてええねんで｡｣
｢……さようなら｡｣
濱｢急に塩対応…！｣
▽
楽屋にて
柚｢昨日濱家さん家泊まったん？｣
｢何で知っとん？｣
柚｢やって普通に一緒に帰って行ったやん｡｣
リ｢は？どういうことやねん｡
俺と言う彼氏がおりながら浮気か？｣
ありゃ､見取り図さんも今日は東京でしたか｡
石｢なにいうてんの？
いつお前ら付き合ったん｡｣
コマンダンテさんまで｡
ややこしいことになりそうや｡
｢リリーさんが勝手に言うてるだけです｡｣
リ｢キスしといてようそんな事言えるな｡｣
｢ああああああああ｡聞こえません｡｣
石｢というか濱家さんの家に泊まったとか信じられんねんけど｡｣
年頃の女性が男の部屋に上がり込んだらアカン｡と説教｡
リ｢ほんまやで｡｣
｢やって怖かったんやもん｡｣
リ｢こういう時だけ可愛い顔すんのずるいで｡｣
石｢もん｡やあらへんがな｡
そう言う時は俺に言えよ｡泊まらせてやたったんに｡｣
｢言ってること矛盾してるやん｡石井さんも男やん｡｣
石｢そやけど､俺は先輩としてやな…｡｣
石井さんの発言を止め､盛山さんが口を開く
盛｢……なぁさっき一瞬､
リリーがキスがどうのこうの言うたの聞こえたの俺だけ？｣
リ｢言うたよ？Aとキスした｡｣
言うな言うな｡
認めるけど言うな｡
石｢嘘やんな？A｡｣
｢…すみません…事実です｡｣
石｢これはさっきのより大問題や｡｣
きちんと事情を話す｡
盛｢いやでもAをベロベロにさしたリリーに責任があるな｡
本気で好意持ってたとしても我慢せなあかん場面でもあるし｡｣
｢自分でベロベロなりました…
だからリリーさんを責めないでください｡｣
リ｢その前に一回下着姿見ました僕｡｣
そのカミングアウト､要らないですリリーさん｡
石｢下着姿なら俺も見たことあるけど､許さん｡｣
盛｢俺もリリーと同じ時に見てもうたけど｡
え？なにここ変態しかおらんの？｣
｢最悪や｡｣
女として終わった気しかしません｡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 75人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あまから | 作成日時：2021年7月28日 21時
