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▽
吉本坂に加入してからは､
漫才やった後に、ダンス練習して､歌って…｡
｢はぁー…｡｣
楽屋でぐったりすることもしばしば｡
河｢大丈夫か？｣
肩を揉みながらたくさん労いの言葉をくれるゆずるさん｡
本来なら逆で､私が労わなきゃいけないのに｡
｢ゴッドハンドゆずる…｡｣
気持ち良過ぎて即寝落ち｡
河｢先輩呼び捨てかい｡｣
優しくツッコんで､起きるまでそばで見守ってくれていた｡
河｢お前､俺の車で帰るか？
というか､送るからついでにご飯付き合ってや｡｣
起きると、こう誘ってきた｡
リ｢え､兄さん僕も連れてってくださいよ｡｣
ちっ、余計な奴が食いついて来た｡と嫌な顔をするゆずるさん｡
結局3人でご飯へ行くことに｡
お洒落なご飯屋さん｡
運ばれてきた料理を写真に撮ってSNSに上げる先輩お二人｡
｢女子ですね〜｡｣
と言いながら､早速ご飯を頬張る私｡
河｢お前インスタとかやってへんの？｣
｢あ〜｡してないですね｡｣
リ｢そろそろアカウント作ろうや｡｣
｢作ってもいいですけど､
多分滅多に更新しないですよ？｣
そう言いながらも､
二人に言われるがままインスタを開設してしまいました｡
河｢折角やから三人で写真撮って載せよや｡｣
勝手に写真を撮られ､アップされた｡
#初投稿
#仲良し三人組
#ゆずるさん大好き
#リリーさん大好き
｢人のアカウントで好き勝手しないでください｡｣
ミックスナッツAのアカウントというより､
ゆずるさんとリリーさんのお遊び専用アカウントやん｡
｢うお｡なんじゃこのフォロワー数｡｣
吉本坂に入った影響もあってか
翌日にはえげつないフォロワー数になっていた｡
その中には､まだ会ったことも無い東の芸人さんや
第七世代のそうそうたるメンツに､
ちゃっかり屋敷もフォローしてきている…｡
｢恐れ多いし､怖っ…！｣
SNSで人見知りを発動してしまう私だった｡
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作者名：あまから | 作成日時：2021年7月28日 21時
