24話 提案〜諸伏side〜 ページ26
諸伏「……A、はどうだ?」
俺が候補を上げれば、エルはあからさまに嫌そうな反応を示した
エル「却下、ソッチの方がセンス無いじゃんか」
諸伏「そうか?良い名前だろ?」
彼の偽名……となると、どうしても他の名前ではしっくりこない
かつて、長い時間をかけて決めたソレは、俺もゼロも気に入っている
彼としてはどうなのか分からないが、否定をしなかったと言う事は彼なりに気に入ってくれたのだろう
エル「とにかく、他の名前な」
諸伏「どうしてもダメか?エルだって気に入ってるんだろ?」
エル「それとこれとは話が違う……Aには関わらせたくない」
諸伏「フルネームが同じじゃないんだから……って言い訳はどうだ?」
エル「あのさ、何でそんなにその名前を押すの?おかしくない?」
多少イライラしている様子だが、子供の姿だからか大変に可愛らしいと思ってしまう
危機感の欠如した思考を巡らせば、ペシリと小さな手で叩かれてしまった
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タンゴ(プロフ) - ao/midoriさん» コメントありがとうございます!!気紛れ更新ですが、なるべく頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します!! (2019年12月27日 17時) (レス) id: 9b37aaf70f (このIDを非表示/違反報告)
ao/midori - 更新頑張って下さい!応援してます! (2019年12月27日 16時) (レス) id: 7126287be2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タンゴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年12月2日 18時