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きれいな。 ページ8

「んぅ、おいしっ!」

就職と同時に地元を出ていってから2年と少し。

連絡もなくひょっこり戻ってきたかと思えば、当たり前のように俺の家に上がり込み、勝手に酒を手に取る始末。

「なぁ、先に実家寄るべきちゃうん」

「え〜、別に寄っても話すことないもん。良くも悪くも」

「俺の親も会いたがってたで?」

「私はどっちでもいい」

こいつの辞書には礼儀って言葉がないんやろか。……って、おい。もう2本目かよ。

「お前……、今度は飲みすぎても送ったらへんからな?」

「あ、じゃあ泊めてくれるの?」

「閉め出して放置かな」

「え、鬼畜ゥ。か弱い女の子にそんな仕打ち」

「女の子やったらもうちょっと色々気ぃ遣おうや。ほら、脚閉じて。服装も無防備過ぎるんよ」

「いいじゃんー、別にさかたん何にもしないでしょ?」

「さぁ、分からんよ」

「いやいや、冗談キツいって〜っ。私達、幼馴染みでしょ??」

ほんまに調子ええねんから……。

心の中で毒づきつつも自分の分の缶を開け、予備の布団あったっけかな、とか考えてる俺はつくづくこいつに甘いと思う。

「ってかね。私、彼氏できた」

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ゆう(プロフ) - 嫉妬系がすごく好きです!頑張ってください! (2019年9月1日 3時) (レス) id: 550f8769db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サク | 作成日時:2019年8月29日 15時

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