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少し長引いてしまった仕事を終え、帰宅する。
さかたも、もうすぐ帰ってくるかな。……ちゃんと謝って仲直りしなきゃ。
センラさんに相談出来て良かった。社内でも恋愛マスターと呼ばれてるだけあって、本当に頼りになる。……彼女さんとか居るのかな。
きっと、素敵な方が居るんだろうなぁ。今度、機会があったら聞いてみようか。
……その時、玄関の方でかちゃっと音がした。
さかたが、帰ってきたんだ。
「……さかたっ、おかえり！」
「……」
私の言葉を無視して通り過ぎようとするさかた。……その手を、ぎゅっと掴む。
「……何」
「……ごめんね、最近。私……さかたの優しさにちゃんと気付けなくて」
「……」
「私の身体を気遣ってあぁ言ってくれたんだよね。配信のことも、偉そうに言ってごめんなさい」
さかたの目を見て、しっかり伝える。
「……あほ」
掴んでいた手が引かれ、私の身体はさかたんの腕のなかに収まった。
「……俺こそ、ごめん。待ってくれんの嬉しかったし、邪魔とか全然思ってへん。……けど、ちゃんと睡眠とって欲しかってん。無理してほしくなかった」
「うん」
「俺さ、こういう仕事してるから……いつもはAのこと、優先できへんかもしれへん。リスナーとか、歌い手仲間を優先するときもあると思う。……けど、配信とかするよりAと過ごしたいときもある。やから、そん時は一緒におって」
「うん。分かった」
そう言うと、さかたの私を抱き締める力が、いっそう強まった。
「ふふ、仲直りできたな。……好きやで」
「うん」
「うん、ちゃうわ。Aは？」
「好きだよ」
「不正解」
「……大好き、です」
「正解。俺も、大好き」
ずっと、もっと続くと思っていた抱擁は、さかたのぐうぅというお腹の音によって、終わってしまった。
「……腹減ったわ」
「ご飯にしよっか。カレーだよ」
「やと思った！めっちゃええ匂いするもん！」
余程お腹が空いてたんだ。さかたはカレーを3杯食べた。ダイエット始める、とか言ってたの誰だっけ。
「今日、配信は？」
「眠いし、一枠だけしよかな。部屋行くから、先に寝とって」
「分かった」
そう言うと、さかたんは作業部屋に入っていった。
私は、布団の中で配信を聞くとしよう。
バレないようにしなきゃね。
同棲中のカレカノで、ちょっと喧嘩ちっく。短編ではなかった。
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サク(プロフ) - やさん» 了解しました！こちらこそ理解力がなくすみません。恐らくLIVE仕様などになるかと思いますが是非続編にて書かせて頂きます！素敵なリクエストありがとうございます！ (2019年8月25日 13時) (
レス) id: b15236861c (このIDを非表示/違反報告)
や(プロフ) - サクさん» わかりにくくすみません。坂田さんが夢主に対して嫉妬するという設定です、、！ (2019年8月24日 5時) (レス) id: 8d18ba62e8 (このIDを非表示/違反報告)
はるねこ。(プロフ) - サクさん» いえいえ、、、！素敵なお話をありがとうございます！！思っていた通りで楽しく読ませて頂きました！これからのお話も楽しみです♪これからも応援しています！！ (2019年8月24日 1時) (レス) id: 275c852316 (このIDを非表示/違反報告)
サク(プロフ) - やさん» リクエストありがとうございます！お話が満タンなので続編にて書かせて頂きますね！しかしすみません、少しリクエストの意味が汲めてないです汗 どちらがどちらに嫉妬するのでしょうか？？理解不足で申し訳ありません！ (2019年8月24日 1時) (レス) id: b15236861c (このIDを非表示/違反報告)
や(プロフ) - こんばんは〜いつも愛読しております！今回リクエストの方初めて送らせていただきます。夢主がリスナー設定の「嫉妬されて喧嘩する」お話が見たいです！いつでも大丈夫なので更新できるときによろしければ、、！応援しております！ (2019年8月23日 17時) (レス) id: 8d18ba62e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サク | 作成日時：2019年2月14日 8時
