青と青の出会い

仕事　謝罪は誠意が伝わらないと意味がない ページ12

side ｽｶｲ

「これからなにしにいくんですか？」
「はぁ？てめぇが食っちまったから依頼人に改めて依頼を聞きに行くんだろうが。」

はぁ
まじでこいつなんなんだよ。
俺達はいま、依頼人のもとへ向かっている。
原因はもちろん隣にいるこいつ
依頼の内容が書かれたものを食いやがった。


「そんなにルーブちゃんを怒らないであげて、私もあんなところにおきっぱなしにしちゃったし…」
「ドーレさんに落ち度はありませんよ！」
「どっちもどっちだな。」

まぁ、俺にも多少落ち度があるな…
食べ物にカムフラージュしてあること言わなかったし…

「酷いわ！カイちゃん！せっかく私が落ち込んであげたのに！！！」
「そうですよ！僕だってドーレさんをかばったのに！」

前言撤回
圧倒的にこいつらが悪い。

「てめぇら…」

「分かったわ！ルーブちゃん謝罪よ！」
「そうですね！！」



「「どうも、すみませんでしたぁ」」ﾍﾟｺﾘ


こいつら謝罪するきねぇな

「はぁ…」

「えっ！ため息！？謝ったのにですか！？！？」
「なんで、そんなに驚いてやがる」


「あっ、カイちゃんそろそろ着くわ」

やっとか
ここが今回の依頼人の家…

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