青と青の出会い

仕事5　まさかのモブ ページ16

side ﾙｰﾌﾞ

スカイさんめ…！
よくもタケシさんに告げ口したな！

「何だ？いまの声」
「どっかで聞いたことある声だったな」

…今の声は多分

「ちょっと！カイちゃん酷くない？まさか私のこと忘れてたの？」
「あ、忘れてた」
「酷い！！！」

やはり、ドーレさんでした。

「で？何が大変なんだよ」
「そうそう！この、えーっと青田タケシさん？が、依頼人じゃなかったのよ！」


…


「「は？」」

思わず、スカイさんとハモっちゃいましたよ

えっじゃあ…
タケシさんは…

「じゃあこいつはなんだ、無関係てことか？」
「うん、ごうじゃないって言われておかしいなとおもったから確認したらやっぱり、ｱｵﾀﾀｹｼじゃなくてｱｵﾀｺﾞｳで
合ってるみたいなの。」


「「…」」

「ってことは！僕は無駄にタケシさんに怒られたってこと！？」
「日頃の行いのせいだな」
「あなたのせいですよ！！！」

「…おい、俺はどうしたら…」

はっ！タケシさんが困ってる！ここは名誉挽回のチャンス！

「タケシさん！タケシさんは僕たちの仕事とは関係なかったんです！つまり、タケシさんは…もう出番は終わった！モン⭕ターボールに戻れ！ですっ！」
「お前バカにするのも大概にしろよ？」

えぇ！怒られた！？

じゃあ、もう少しはっきり伝えるか…


「タケシさんはモブキャラなんですよ！」

これできっと…

「お前の気持ちがよく分かった。歯ぁ食いしばれぇ！」
「イヤァァァァァァァァ！！！助けてぇ！！！」

なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

「カイちゃんなにあれ」
「しらん、ほっといて行くぞ」
「え、ちょっ！待ってよ！」

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