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紫視点

優斗、どうしたんだろ。急に泣き出してトイレに行っちゃった。
緊張かな?

「あの子、可愛くて礼儀正しいしいい子ねぇ。」
紫「そうだね。優斗、緊張してるみたい。」
「ほんと、可愛いわね。みんなでボードゲームでもする?」
紫「いいね、優斗の緊張も解れるかも」

そう話していたら優斗が戻ってきた。
「あら、優斗くん緊張しなくたっていいのよ?みんなでボードゲームしない?」
白「は、はい!」

そんなこんなで結局最後には、
白「おばあちゃん、ありがとうございました!すっっっごく楽しかったです!」
「楽しんでもらえてよかったわ。また来てね?」
白「はい!」
てな感じですごく仲良くなってた。安心した。

時間はもう午後6時。
ということで旅館に戻ることになった。

帰ったら部屋に浴衣が綺麗に畳んで置いてあった。
白「ね、早く温泉行こーよ!」
紫「そうだね。行こ」


白「うわぁ〜。めっちゃ疲れ取れる。なんか眠くなってきた...」
と言う優斗を見てみると、伏し目ですごく綺麗だった。

紫「綺麗...」

白「え?」

紫「あっ、なんでもない」

白「ふふ、俺のこと綺麗って思ってくれた?」

紫「...そうかも」

白「なんだよ、かもって笑」

いつもは正直21歳には見えないけど、なんだか今は年上の余裕を感じた。

紫「そろそろあがろっか」
白「うん」

白「は〜、さっぱりしたね。用意されてた浴衣着るんだよね?」

あ、そうだった。あの浴衣着るんだった。





白「ねぇ、どう?」

いや、めっちゃ似合ってるよぉ...

白「ねぇ、どうってば!聞いてるんだけど?!」
紫「あ、ごめんごめん。似合ってるよ」
白「なんだよお前、そんなこと言うだけでイケメンに聞こえる!」

そんな感じでわちゃわちゃ過ごしていたんだけど、
白「ね、そろそろ寝よ?明日も観光行くし!」

という感じで布団に入った。
でもここである問題が...

白「ねぇ〜、いざ寝ようとなるとあんま寝れないね。」
と俺を上目遣いで見つめてくる優斗。
今の優斗は、耳かけ・はだけた浴衣って感じで...
なんというか...言いにくいんだけど、ほら俺もう18歳じゃん?
ド直球に言うと...色気がすごい、すごすぎる。
これは...これは、よくある誘ってるってやつなのか?
そう思った俺は、優斗の首に手を添える。
「さ、作ちゃん?」
そのまま押し倒して...
「優斗、いい?」
「う、うん...」

この先は、俺と優斗だけの秘密。

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どうでしたか?
長くかけました。がんばりました。

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作者名:ひきにく | 作成日時:2020年11月8日 20時

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