私達は狂ってる【SVT】

いくら私でも男には勝てない ページ30

次の撮影日







RI『はいこれ。』








A『え、これきるの？
冗談だよね、ルイオンニ？
メンバーに殺されちゃうよ？』








スタイリストのルイオンニに
渡されたのは、今日着る衣装。







衣装を用意してくれるのは
ありがたい。…が、着てみたら
なんじゃこりゃ







白いワンピースのシャツに
あみあみの黒タイツ。赤いベルトに
ヒールのついた赤いパンプス







ワンピースは白いシャツだから
若干下着の色が透ける。







赤色なんてつけなければよかった。







おまけに首元は
けっこうあいてる。









RI『わたしもなるべく
反対したんだけど、大人コンセプト
だからって。なるべく露出は
控えてるから。』







A『あ、りがとう』







大丈夫かな、
まあ、そこまで露出しないし、
大丈夫だろう。







少し恥ずかしいけど、
大人コンセプトなので妖美な感じ
で表情をとる。







カメラマン『もうちょっとそこ
色気溢れる感じでできる？』








A『はい』








カメラマンさんの近くにいる
ヨンスくんが目に入ったが、
少し様子が変だった。







あまり気にせず撮影も
無事おわり、メンバーに連絡
をいれたとき、ヨンスくんが
やってきた。







YS『Aさん、
ちょっといいですか？
ついてきてもらえると助かります』







A『あ、はい。』







話し方が淡々としてたので、
仕事の話かと思い、ヨンスくんに
ついていった。









A『ヨンスくん、？
どこまでいくの？』








人の気配がまったくない
ところまできていた。







YS『Aちゃん、ごめんね』







次の瞬間、私は部屋に入れられ、
ヨンスくんに押し倒された。






A『ちょっ、はなしてっ』







必死に抵抗するが、
さすがに男の力には勝てない。








YS『無理やりするつもりは
なかったんだけど、あまりにも
さっきの撮影のときに誘ってくる
からさ…』







A『誘ってなんかない！』









YS『えー、僕の方を
見て、あんなえっろい表情してた
じゃん。こんな服着ちゃってさ…。

おれ、こういうタイツ好きだよ。
下着も透けてるし…赤色か。』







A『やめてっ』







YS『今更恥ずかしがらないで。
さっきの撮影思い出してよ。
僕の方見ながら、あんな表情してよ』







A『んっ、さわらないでっ』







ほんとに、ヤバイかも…

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