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第虚参話「淋しがり屋」 ページ6

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……あ、メンタルが折れた。
「メンタル」という名の私の心にヒビが入った。



善逸くんを投げ飛ばし若干どころでは無くハートが粉々に砕かれながら(罪悪感により)、以前採寸してもらってピッタリサイズの隊服(背に「滅」と書かれている)と白の羽織を身に纏い、師範殿と獪岳くんに軽く挨拶を済まして家を飛び出した。

うおおお最初の仕事だ、遅刻なんて以ての外だって先生から聞いたし急げーー!!そして善逸くんごめんねウォォォー!!!











「迷った」



ここは何処。私は誰。
ここは山の中、私は鬼殺隊「癸」の地位のA。



迷った!!!
とどのつまり山の中広すぎ訳分かんない!!!



「梟さん、道分かります?」

『ホー』

「こっち?それともあっち?」

『ホー』

「ホーじゃ分かんねえんだよな、どうしようなこれ」

『コノママ真ッ直グ進メ。目的地ダ』

「ウワァァ喋ったーーッ!!!
ごめん冗談。言ってみたかっただけです。真っ直ぐね了解」



梟はフン、と鼻(?)を鳴らすと何処かへ飛び去って行った。あああずっと一緒に居る訳じゃないのね!?ここからは一人旅って事なのね!?



そして馬鹿正直に真っ直ぐ突き進む事数十分。
ようやく家、というか立派な屋敷に着いた。


ほう、中々古風な……んで、この中に入る、と。











鬼の気配がする。

入ってみて、匂いが全く変わった事に気付く。
血の匂いだ。人の匂いと、ぐちゃぐちゃに混ざっている。



.

第虚肆話「再三の再会」→←第虚弐話「君への背負い投げ」



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設定タグ:鬼滅の刃 , 原作沿い , 転生   
作品ジャンル:ギャグ
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ぱんこ(プロフ) - みしろさん» コメ有難うございます!神ではないんです、ただただ妄想を吐き出すのが得意な一般ピーポーなんです…(〃ノωノ)更新頑張ります〜〜! (2019年7月21日 17時) (レス) id: 3e4c0c522b (このIDを非表示/違反報告)
ぱんこ(プロフ) - ほにゃさん» コメ有難うございます!私の作る小説は悉くキャラが病んでいくので不思議ですね!笑 これから彼をどう動かそうかちょっと悩んでます…( ˘ω˘ ) (2019年7月21日 17時) (レス) id: 3e4c0c522b (このIDを非表示/違反報告)
ぱんこ(プロフ) - 黒酢さん» コメ有難うございます!キャラの性格を掴むのには苦労しました…炭治郎冷たいですか?笑 自分では全く分からないです(゚-゚;)これからはもっと優しいキャラにしていきます!笑 (2019年7月21日 17時) (レス) id: 3e4c0c522b (このIDを非表示/違反報告)
ふーゆず(プロフ) - 善逸ゥ!ゴボアゴボン”ン”(吐血音)最高かよ…ッ! (2019年7月20日 19時) (レス) id: 63500bc6f8 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます。テンポ良く読みやすいです。貴方様は神か……(合掌)陰からひっそりと応援しております!!!!! (2019年7月20日 12時) (レス) id: 509e58e731 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱんこ | 作成日時:2019年7月15日 16時

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