社会人になる筈だった私の就職先は『鬼殺隊』と呼ばれる組織に決定しました。弐【鬼滅の刃】

番外噺「夢主に聞いてみた」我妻善逸編 ページ39

※本編とは全く関係ありません
※読み飛ばし可能です




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Q.『我妻善逸さんの事、どう思う？』





「善逸くんはもっと自分に自信を持ってくれとしか言いようがない。何がどうしてあんなネガティブで女性の尻ばっか追いかけてるのかよく分からないけど……でも一回助けられた時は素直に「凄え」って思いました。ちょっと格好良かったよ。でも辺り構わず求婚するのはやめようね善逸くん。それが無きゃもうちょい評価上がります」





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会話文のみ↓





「そういえばさAちゃん。ずっっっと聞きたかったんだけど、猪頭とはどういう関係なの？」

「……13歳の時に親が(物理的に)消えて、山の中をウロついていた私を拾ってくれた恩人。そして1年かそこらを共に過ごした親分。つまりいのっちは親友さ…！」

「なるほど、恋愛感情はないと。それに俺の方が一緒の屋根の下で過ごした期間長いじゃん！！嬉しい！！」

「まあそうだね、ウン良かったね」

「あと、最終選別の時に怪我した君に応急処置してくれた「たむたむ」って、あれ炭治郎の事だよね？ってかAちゃん、炭治郎と伊之助の事は渾名で呼んでたのに何で俺のことは名前にくん呼びだったの？何で？この差はなんで？？ねえ教えて？ねえって」

「(顔近え)最初呼んだじゃん、善逸くん以外で」

「「我妻くん」だよ最初！！！距離感どうしたの、俺だけ掴み損ねたの！？照れてたのあの時！？だからなの！？聞いてる？Aちゃん？俺の目を見て答えてくれないかな」

「(手を掴まれた……これ恋人繋ぎでは？)……照れてました」

「……もう一回言ってくれる？」

「(最早押し倒されてるんだけど)……正直、照れてました、ハイ。良い？」

「ダメ。……この「音」は本音じゃ無いね。疚しい気持ちを隠そうとしてる。どうして？」

「ヒェッ、ちょ、何胸元に頭つけてんの！！」

「ねえ、嘘つかないでよAちゃん。俺君の本音を聞きたいの。……ね？聞かせて」

「……えっと……ねえ、善逸くん。私この体勢嫌なんだけど、あの」

「話逸らすんじゃねえよ聞かせろって言ってんだろ」

「うわぁぁんギブ！！ハイ終わり！終了！！というか誰だ君は！！とととともかく終われ早く！！ちょっ………ギャァァァ」





結果：少しだけ獣の目をしていました、彼。本気(マジ)で狩られそうになりました。……何がって？言わせんな、ナニをだよ。



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