金髪君に散々貢いで貰ってたら、いつの間にか形成逆転されかけた話。【鬼滅の刃】

拾漆、『怪光』 ページ18

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＿＿＿＿＿＿思い出せ、私はあの時何を願った？



「(強くて優しくて笑顔が素敵でやる時はやる人でDVなんてしなくて、行為もするなら自分本位でガツガツ攻め立てる事なく相手の体を労わりながら日中でも平気でやるような奴じゃなくて、兎に角私の嫌がる事はしない強い男の元に嫁ぐという夢を叶える為に、私は)」



そうだ。それが私の夢だ。
あいも変わらず最低最悪な夢だな！自分本位なのは私も一緒みたいだ、やっぱアイツと似てるんだな。身体を重ねると性格まで似てくるのかな、



「………………分かった。……貰う」



胸の辺りに押し付けられたそれを、滅茶苦茶渋々といった雰囲気を出しつつ受け取る。
やはりというか、ズッシリとした重さを感じた。やっば、マジやば……重すぎやばぁ……語彙力とIQがいっぺんに吹き飛んでいった。


私が受け取るや否や、途端に彼は「良かった！有難う、Aちゃん！！」と心底嬉しそうな顔をして笑った。


…………本当に不思議な子だな、君は。



「これで君の……」

「……善逸君」

「ん？どうしたの」



「…………何か、お礼させてほしい」



めっちゃ小さい声が出た。
私の声帯どうした。枯れた？あの一瞬で？しんど。

しかし善逸君は奇跡的に聞き取れたのか、「えっ、お礼？」と聞き返してきた。



「……そう。私に出来る事があるなら何でも言って。こんなにも沢山お金をくれた分、何かして返したい、です」



＿＿＿＿前に言ったな。これは所謂「さーびす」だ！！
説明はどっかのページに書いたからそっち参照ッ！！ドンペリ入れる為のアレやコレだ！！常連客にしてやる以下略！！


………外面と中身の温度差が激しいな。我ながら奇妙な人格してやがる。



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