あなたとダラダラ喋りたい。【呪術廻戦】

▼ 〃 ページ10

.



「お前が絶望に顔を歪める姿が見られるならばそれで良い」


「話し相手になっただけで何でこんな拗れた仲になっちゃったんだろう不思議」


「鷹と蠅が親しい間柄になれると思うか」


「因みに聞くけどどっちがどっち」


「蠅ならば精々媚び諂って胡麻でも摺っていろ」


「あ〜〜やっぱそっちか〜〜」


「お前、名は何と言う」


「……リョウメンスクナさまでも気になります？」


「鬱陶しい、さっさと言え」


「う〜ん………トーコです」


「そうか、溝鼠か」


「それを受け入れるか潔く本名を捧げるか豆粒並のプライドが嘗て無いほど揺れている」


「お前に似合いの名だな」


「率直にゴミカスとか言われないだけマシか」


「お前、俺が何故こんな姿になった等とは聞かんのか」


「なんかやらかしてなんやかんやで切り落とされて飾られたんだなって思いました」


「低能を堂々とひけらかすな」


「え、違う？なんだった？」


「痴れ者のお前に説明する価値はない」


「そっか〜。じゃ」


「この俺に二度も言わせる気か？一度其れ相応の目に合わなければまだ分からないか？」


「行ってほしくないなら素直に行くなって言っちゃえよ寂しがり屋さんめ」


「黙れ」





「あとさ、多分だけど……正直めちゃくちゃ嫌だけど、あと少しで、いや、もうそろそろかな？＿＿＿スクナさまの望みが叶う気がする」





「……何？」


「うーん、それは確定かは分からないけど、でも、


あ」







「………おい、小娘？」



.

▼ アイツ も 再会→←▼ とある指 と 再会

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す