あなたとダラダラ喋りたい。【呪術廻戦】

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「……ごめん、イマイチ状況が掴めん」


「説明してる私も意味不明だと思ってるけど、普通に最低だと思わんか」


「うん、まあ、おう、そうだな、うん、うん……色々と酷い」


「そうだろ。これでもし君がアッチに味方してたら大気圏までぶっ飛ばしてた」


「お前実は悪霊だったりする？」


「失敬な、私は幸運を呼ぶ座敷わらし的な存在だぞ」


「お、座敷わらしか！なんか腑に落ちた。今の今まで超能力が使えるスーパー女児かと思ってた」


「そんな女児がこんな人通りの多い所にいたら今頃研究所のベッドの上で解体されているだろ」


「映画の見過ぎだって。写真撮られてSNSに晒されるだけだろ」


「それもそれで嫌だわ。君はそういうことするタイプか幻滅した」


「しねえよそんな事。そもそもLINE以外SNSアプリ入れてねーし」


「今時の学生の中でも珍しい人種だな君は」


「帰るとこねーなら俺んとこ来る？面白いもんとか何もねーけど」


「うーん、迷うな。三食飯は出るかね」


「学校ある日は昼抜き二食がギリ。簡単なもんで良いなら用意してやれる」


「なるほど、良い案件だ。……にしても警戒心がないな君は」


「そうか？お前から悪い感じがしないからかな」


「詐欺に引っ掛からないようにね。君は良い人だからちょっと心配だ、最近のやり口結構巧妙らしいから」


「持ってかれるくらいの大金なんてねーから大丈夫だよ」



「そっか。なら、………待ってごめん、ちょっと消えるね。ばいばい」





「え？……あれ、A？どこ行った？」



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