あなたとダラダラ喋りたい。【呪術廻戦】

▼ 元気な少年 と 少女 ページ6

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「めちゃくちゃ怖かった。スクナさま私が離れた瞬間メッチャ暴れてたな、指だけなのに凄え箱揺れてた気がする。

あととーじさんなんで私の場所分かったんだろ。まあまあ遠いところまで逃げてきたのに」





「おい、お前」


「ん？……私？」


「そーだよ。浮いてるお前！」


「なるほど、君も“視える”人か」


「お前、死んでんのか？」


「死んでないよ〜。一応生きてる者だよ」


「なんで浮けんの？」


「人外だからだね」


「………幽霊じゃねえんだよな？」


「生きてるよ〜」


「よく分かんねえけど、うちの先輩が見たらすげえビックリしそうだな」


「君の先輩はこういうオカルト的なの好きなタイプ？」


「そうそう。オカルト極めすぎて研究部作ってんだ」


「そっか。でもよっぽど運の良い人間でなければ私は視えないぜ」


「不思議な生態してんだな」


「それ程でも」


「なあ、名前は？お前の事何て呼べばいい？」


「A。好きなように呼んで良いよ」


「じゃあA。お前、行く宛あるか？」


「あったけど、今ちょっと帰れない。帰ったらなんか、怖い」


「同居人か？喧嘩でもしたん？」


「めちゃくちゃケンカした。今思えばすげえどうでも良い事だったけど」


「ちょっと興味湧いた。内容聞いてイイ？」





「あのヒモ野郎、新たに転がり込んだ女の子の家のベッドでぐっすり寝てた私の上で女とおっ始めやがって、目を開けた時にあの野郎のアレを間近で見せつけられたからちょっと、マッパの2人をベッドごと外に投げ出したら凄い怒られた」





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