▼ ある日 の 午後 ふたり ページ15
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「てな訳で、バブゥの唾液から惣菜パンとトゲくんそしてスパダリパンダ」
「覚えたての単語使いたがる幼児かよ」
「因みに私は地縛霊」
「馬鹿言ってねぇでこのレースはどれに賭ければ勝つか教えろ」
「知るか大破産しろ」
「今後の俺の衣食住が掛かってんだぞいい加減働け座敷わらし」
「その言葉、綺麗なカーブ描いて自分に突き刺さってるけど大丈夫?脳漿溢れ出てない?手遅れ?」
「役に立たねえタダ飯喰らいがほざけ。
しゃあねぇヤマカンだ。とりあえず2-4-6で張るか」
「前もそれで賭けてウン百万飛ばしてたよ気付け」
「俺を信用しろ。今日は勝てる気がする」
「どうしようもないくらい負けフラグ立ったな今」
「知ってた。とーじさんが勝てる筈無い事くらい」
「チッ、黙ってろ乞食」
「私ってマトモな渾名付けられないなあ」
「お前またブラブラしてやがったか」
「ウジョウジョの腹ん中くすぐってみたらオエって吐き出されて戻してくれなくなった」
「真っ向から拒絶されてんじゃねぇよ」
「まあまあまあ、とりあえずパン食って落ち着こ」
「おい待てどっから出したその馬鹿みてぇな量」
「スパダリお姉さんから貢がれた」
「人の事言えねぇじゃねえかお前も」
「ヒモじゃないよ、これは等価交換だ」
「何犠牲にしたら得るんだよこんな量」
「私のターン!貫通された惣菜パンと悲壮感をドロー!更にちょっと悲しげな瞳(上目遣い)を召喚、このカードは相手にパンを突き刺された時相手のMPを3分の2抉ることができる!そしてターンエンド」
「何言ってんだお前」
「わーアニメに全く興味ない人がアニオタを見つめる時の目」
「……お前、あにめおたくなのかよ」
「「アニメ」も「オタク」も言い慣れてないせいで辿々しい言い方になっちゃって不覚ながらもキュンとした」
「そんなもん観た事無ぇよ」
「そっか。まあ良いんじゃない?気にするなよ」
「上からモノ言ってんじゃねぇぞ」
「とりあえず食べよう。資金は私が取ってやったから」
「は?……おま、それ」
「とーじさんとは別で適当に勝った。当たりやすいやつだったし少額しか賭けてないから入ったのは雀の涙程度だけど、まあ大金はたいて全額スった奴よりマシだわな」
「お前……安牌なんか狙ってんじゃねぇチキン野郎が」
「冒険心が云々言ってた負け犬が吠えてら」
「その金でもう一回博打行くぞ」
「一人で逝ってろバカ野郎」
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アリス(プロフ) - えっ、好き(?) (2020年11月4日 15時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - めちゃくちゃ好きです、、。 更新楽しみにしてます! (2020年11月1日 12時) (レス) id: 2b0a7061b0 (このIDを非表示/違反報告)
まる。 - こういうタイプの作品は新鮮でとても面白いです!更新頑張ってください!応援してます! (2020年11月1日 8時) (レス) id: 4b85fa6856 (このIDを非表示/違反報告)
びえん - 平和……原作と違って殺伐としてない世界観すき…… (2020年11月1日 7時) (レス) id: 99b56cf02d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒ジャージ | 作者ホームページ:
作成日時:2020年11月1日 5時