▼ 伏黒甚爾 と とある少女 ページ1
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「おい」
「あ、おかえりぃ」
「なんだ、自炊できんのかお前」
「おにぎりくらい頑張れば余裕で……えっ、たこ焼き!あとで食べる!」
「今食え冷めるぞ」
「ウン!……あ、そういやさっきさぁ、とってもキレイなお姉さんがめちゃくちゃ玄関チャイム押してきたけど知ってる人?」
「あ?特徴は」
「片耳ピアス、茶髪お団子頭、化粧濃いめ、胸めっちゃデカイ、それを主張する派手な服、あとめっちゃ怒ってた!」
「多分、最近捨てた女だな。名前何だっけか」
「めっちゃ叫んでたし取り乱してたよ。出ようかと思ったけど事態が悪化しそうだからやめた」
「賢明な判断だな」
「独身で通してる人のとこに女も子供いるって勘違いされたら、最悪私だけ刺されてたよね〜」
「そん時は女も後を追わせてやるよ」
「要らない優しさ〜」
「ちょっと優しくすりゃ直ぐ調子に乗る典型的な阿婆擦れでテクもイマイチ、だが金の羽振りは良い奴だったな。最高のATMだった」
「そこまで覚えてるなら名前覚えようよ」
「貢いで貰った総額は覚えてるぜ」
「清々しいまでのクズ」
「それ食わねえなら捨てるぞ」
「もったいないもったいない」
「食い意地だけ張りやがって」
「とーじさん、全く働く気のないニートなのにどっからお金仕入れてるの?」
「そりゃ女から」
「それ以外に」
「知りてえか?」
「いや別に……」
「興味あるのか無えのかハッキリしろ」
「さっきの人、また来たらやだねえ」
「そん時にゃここ捨てて適当に見繕った女の家に転がり込めば良い」
「女の人ととーじさんが仮にらぶらぶイチャイチャしてたら私入れませんがな」
「混ざるか?俺は別に2人相手でも良いぜ」
「クズなのか普通に最低なのかハッキリしてくれ」
「ま、ガキには早え話だな」
「なんでこんなんなのにモテるんかねとーじさんは」
「さあな」
「顔か……」
「さっきお前くらいの見た目のガキに逆ナンされた」
「顔だな」
「近頃のガキは股おっ広げんの早ぇんだな」
「巷の女子の貞操事情聞かされるこっちの気持ち考えてほしい」
「興味出たか?」
「未成年に手を出す犯罪者に興味はない」
「出してねーよガキは論外だ」
「ところでさっきの人がまだ近くにいる気配」
「無視だ無視」
「金物持って近付いてくる気配」
「あ?面倒くせえな」
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アリス(プロフ) - えっ、好き(?) (2020年11月4日 15時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - めちゃくちゃ好きです、、。 更新楽しみにしてます! (2020年11月1日 12時) (レス) id: 2b0a7061b0 (このIDを非表示/違反報告)
まる。 - こういうタイプの作品は新鮮でとても面白いです!更新頑張ってください!応援してます! (2020年11月1日 8時) (レス) id: 4b85fa6856 (このIDを非表示/違反報告)
びえん - 平和……原作と違って殺伐としてない世界観すき…… (2020年11月1日 7時) (レス) id: 99b56cf02d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒ジャージ | 作者ホームページ:
作成日時:2020年11月1日 5時